2017年3月10日金曜日

海外渡航時のITとインターネット

海外渡航時ではIT機器の破損、紛失、盗難の可能性が普段よりも高くなります。

対策は施していらっしゃいますか。

私はサブノートで対処しています。重要なデータはクラウドで完全管理。PCの上には娯楽用の音楽や映画など、差し障りのないもの以外は残さないようにしてます。クロームブックだと理想です。データや設定情報はクラウドで管理されてますので、パスワード変更などでそのアカウントさえ守っていれば情報漏えいは防げますし、復旧も代替機のクロームブックでログインすれば済みます。

ホテル以外での使用が考えられない場合はスティックPCと携帯用キーボード・マウスが便利かもしれません。クロームスティックがお手軽かと。

スマホも同様な対処が可能です。私の場合、普段使いのスマホも格安でSIMも格安プリペイドを利用していますので普段と海外渡航時、両方で同じものを使っています。

インターネット接続は随分便利になりました。多くの国でSIMを空港で購入することができますし、レンタルや無料WiFiも充実してきました。

しかし、移動中、特に国際線利用時の通信はまだまだ不自由を感じる場面が多いですね。フライト中は機内WiFiサービスしか選択肢はありません。また、離陸直前や着陸直後の連絡はSIMが必要ですが、海外渡航の場合、その国で使える必要があります。国際ローミングも随分お手頃価格になってきましたが、それでも総じて安くはありません。私のような格安SIMユーザにとって国際ローミングは悩ましい課題です。

国によって事情は違いますが、無料WiFiを最大限に活用すれば、そのサービスエリア間の移動だけをSIMでカバーすればいいということになります。そう考えると、意外にデータ量は少なくてすむことが多いようです。海外渡航中のデータ通信用SIMの予算は一日あたり200−400円を想定しています。つまり、コーヒー1杯分の値段です。

無料WiFiは認証が煩雑になることが欠点です。最近、それを補う単一認証アプリが出ていますので、それをうまく活用するとストレスが軽減されます。

2017年2月10日金曜日

ラズパイのIT管理学教育への利用

今、ラズパイをかなり強引に推進しています。

同僚の教員は訳分からんモンに手をだしたくないってことで煙たがられてますが、学生は面白がってくれます。

目的は「LINUX(UNIX)環境へ慣れ親しむことで、システム管理、ネットワーク管理のスキルを身につける」ことです。

とりあえず、担当する3つの講座から。。。

1 ネットワーク
ここで一番ラズパイを活用します。具体的にはネットワーク管理のハンズオンを通じて、ラズパイをルータ、アクセスポイントなど、関連のネットアプライアンスとして設定することをやってもらいます。

2 情報セキュリティ管理
ここでは主にアクセスコントロールを中心にラズパイルータ上でファイアウォールを設定してもらいます。医療情報管理の学生が一緒なので、あまり突っ込んだことはできません。なので、あくまで情報セキュリティ管理ポリシー設定管理のシミュレーションとしてハンズオンを行います。最近話題のPoison Tapも検討できます。

3 デジタルアントレ
Eビジネスのサーバ試作をラズパイでってのがコンセプトです。但し、ここでは選択制です。ラズパイをWordpressサーバに設定した上でアントレをやってもらうって話です。

4 プログラミング、システムエンジニアリング、データベースの講座
ラズパイをプラットフォームにした種々の演習が可能です。なぜかなかなか理解されませんが。。。。

2017年1月13日金曜日

一年の計?

あけましておめでとうございます。

今年もマイペースでやりたいことだけを勝手にやりつつ、それが人様を少しでも幸せに出来れば自分の大きな成功と考えてやっていきます。要はワガママに生きるって話なんですが^^

今年はラズパイの普及を柱にしたいと思ってます。なので、

1 自分の担当講座では必ず一度はラズパイを使う。

2 自分で種々のラズパイプロジェクトを勝手に推進する。趣味として。仕事として。子供の教育として。理由や目的は何でもいいです。

3 外からのフィードバックを頂く。ラズパイ使用後などに簡単なオンラインアンケートや投票など。

今年もよろしくお願いします。

2016年12月26日月曜日

インテルスティックPCで遊ぶ

12月25日。クリスマスは家でゆっくり過ごしました。ちょっと手持ち無沙汰でしたので、感謝祭の時にポチった初代インテルスティックPC(Ubuntuバージョン)で遊んでました。

https://ark.intel.com/products/86613/Intel-Compute-Stick-STCK1A8LFC

低スペック(1GB RAM、8GBストーレッジ)ですが、スマホと電源を共有できるのが最大のメリットだと考えています。携帯性はとても高いと思います。

それに、送料や税金込み込みで40ドル。ラズパイとほぼ同じ価格でした。これも決め手のひとつ^^

使用場面はやはり出先でのデモやプレゼンが中心。その他、リビングでのエンタメ、プロトタイプサーバなどです。

以下、私が行ったことを羅列します。

1 BIOSのアップデート。0025から0034へ。これによってBIOSレベルでBTデバイスをペアリングできるようになりました。

が。。。。あまり使い物にならなかったので放置^^


2 Lubuntu16.04LTSをインストール。Ubuntu14.04LTSがプリインストールされていたのですが、やはり新しいものを使いたかったので。但し、オリジナルISOからのインストールでは内蔵WiFi、HDMI音響、BTが使えません。ドライバーの問題です。パッチを当てたISOがLinuxiumというサイトから入手できます。私は既にオリジナルをインストールしていろいろと手を加えていましたので、このサイトからパッチを当てたカーネルをダウンロードして入れ替えました。


3 Chromium OS+Croutonと似た使用を想定して、FireFoxをChromiumへ置き換えました。apt-getを利用したインストール、アンインストールのみ。簡単です。


4 ヘッドレス遠隔アクセス対応。sshdとxrdpを設定。apt-getでインストール。ホームに.xsessionファイルを作成。以下を挿入。これで、スティックPCをONにするだけでサーバとして使えます。

lxsession -e LXDE -s Lubuntu


5 アンドロイドWiFiマウス。遊んでみました。結構いけてますが、やはりUSBドングルが本命でした。


最後に携帯セットについて。こんなのを携帯することになるかと。ラップトップを携帯する場合と比べて。。。。微妙ですが、場合によってはメリットが大きいことも!?

1 マイクロUSB電源ケーブル+ACアダプター+パワーバンク。スマホと共有できます。

2 USB入力デバイス。キーボード、マウスなど。私はロジテックのK400やプレゼン用レーザポインタ付き無線マウスなどを使用しています。これらもラップトップと共によく持ち歩くデバイスですね。

3 USBハブ。USBポートが一つしかありませんので、必須アイテムかと。キーボード、マウス、ネット、ストーレッジの同時使用が考えられますので、最低3ポート。理想は4ポート以上。なるべく小型のものが望ましいですね。USB3.0対応である必要はありません。なので、安価で購入可能です。

4 マイクロSD。8GBストーレッジでは役不足(EFIに500MB強。スワップに1GB。Lubuntu16.04のインストール直後に3GB前後使用。3GB強が残る計算。)。SDで補います。8GBから128GBのカードが使用可能です。ハブを常時携帯するのであればUSBメモリースティックで十分かもしれません。

5 HDMIアダプターやケーブルなど。必要に応じて。

2016年11月26日土曜日

ラズパイの大学教育への活用:ラズパイ・ゼロ(その3)

なる程。cmdline.txtをいじる代わりに/etc/modulesへロードしたいモジュールを書いておけばシステム起動のときにロードしてくれるわけだ。

違いはプローブ。実際にロードする必要がるかを見極めてからロードするのが後者(/etc/modules)への記述。前者は必要性に関わらずロードを実行。なので、USBを通じたネット接続が成されていない場合は不具合を生じる。

LINUXカーネルのモジュール(デバイスドライバ)は動的にロードすることが可能。insmodかmodprobeのコマンドを用いる。後者が文字通りプローブの後ロードするコマンド。これに準じるプロセスが/etc/modulesの内容に対して自動実行されることになる。

2016年11月18日金曜日

ラズパイの大学教育への活用:ラズパイ・ゼロ(その2)

少し条件が付くので、あまりやりたくないのですが、マイクロUSBケーブル一本で電源とネット接続が賄える設定はとても魅力的。

ご存知の通り、ラズパイ・ゼロはネット接続インターフェースを一切持っていません。外付けで用意してやる必要があります。そこで、USBでネット接続、つまりイーサネットの機能を用意してあげようってのが根本的な考えです。

結構簡単です。マイクロSDにOSを焼いた後にブート(boot)パーティションにある2つのテキストファイルを少しイジるだけです。このパーティションはFATでフォーマットされているため、ウィンドウズやマックOS Xでアクセスできます。詳細はこちらをご覧ください。

https://gist.github.com/gbaman/975e2db164b3ca2b51ae11e45e8fd40a

USBケーブルをホストPCへ繋ぐと電源が入り、システムが起動されます。ICSでホストPCのネット接続を共有することが前提です。そのようにホストPCを設定します。違うのは、この共有をUSBを介して行うことだけです。実際、この使い方はUSB規格の上では想定済みでして、OSにドライバーも予め用意されています。その起動を設定するだけなのです。

問題はラズパイ・ゼロのUSBをOTGモードとすること。そしてその際、USBクライアント(スレーブ)として振る舞うことです。通常のラズパイはサーバ(マスター)として振る舞います。

何が困るのか?

同じSDカードでキーボードやマウスなどUSB機器の通常接続も想定している場合です。頑張れば設定できますが、それを学生にやらせたり、こちらで設定済みのシステム・イメージを用意して配布したりする手間は大きいです。

何言ってるのか分からない?ラズパイをPC(USBマスター)として使うか携帯端末(USBスレーブ)として使うかと同じことです。

2016年11月11日金曜日

ラズパイの大学教育への活用:ラズパイ・ゼロ

ラズパイ・ゼロは脅威の5ドルコンピュータ。大きさも通常のラズパイの3分の1。インターフェースは限られるがパフォーマンスは悪くない。最新版(v1.3)はカメラ装着可能。

問題はGPIOポートに端子をハンダ付けする必要があること。電子工作に慣れていれば問題はないがそうでない場合はハンダ付けそのものがネックとなりえる。

Bスクールでの活用もそうですが、文系の学生にハンダ付けを指導することはあまり考えたくないでしょうね。

ご安心あれ、このラズパイ・ゼロ、サーバとして十分使い物になります。必要なものは以下に:

  • ラズパイ・ゼロ本体(5ドル)
  • マイクロSDカード(<=32GB, 8GBか16GB推奨)
  • マイクロUSB電源ケーブル(アンドロイド端末のものを共用できる)
  • マイクロUSBイーサ(RJ45)アダプター
  • イーサケーブル
これで、ラズパイ・ゼロにマイクロSDカード(OSインストール済み)、マイクロUSB電源、マイクロUSBイーサアダプターを接続。さらに、イーサケーブルをラップトップとこのアダプターへ接続。ラップトップでICS(ネット接続共有機能)を有効にした後、ラズパイ・ゼロを立ち上げれば準備OK。ラップトップからSSHなどで遠隔アクセスできます。

更にこのラズパイ・ゼロにウェブや電カルなどのサーバ機能を仕込めば出来上がりです。

マイクロUSBイーサアダプターですが、いろいろなものが出ています。一部、LINUXと相性が悪いものもあるとかないとか。でも、大抵、問題なく使えるようです。私は通常USBとマイクロUSBの両方で接続可能なものを使用しています。クロームブックでもこのイーサアダプターを使いたかったからです。

USBハブ+イーサポートとして機能するものもあるようです。これは試していませんが、もし上手く動けば、このハブにキーボード、マウス、WiFiなどが接続可能となります。

アメリカのアマゾンでは10−15ドルくらいでアダプターを購入できます。AliExpressやBestGearなどで深セン製品を探せば1−3ドルくらいのアダプターもあります。実際に試していませんが、動く可能性は高いと思います。