2017年1月13日金曜日

一年の計?

あけましておめでとうございます。

今年もマイペースでやりたいことだけを勝手にやりつつ、それが人様を少しでも幸せに出来れば自分の大きな成功と考えてやっていきます。要はワガママに生きるって話なんですが^^

今年はラズパイの普及を柱にしたいと思ってます。なので、

1 自分の担当講座では必ず一度はラズパイを使う。

2 自分で種々のラズパイプロジェクトを勝手に推進する。趣味として。仕事として。子供の教育として。理由や目的は何でもいいです。

3 外からのフィードバックを頂く。ラズパイ使用後などに簡単なオンラインアンケートや投票など。

今年もよろしくお願いします。

2016年12月26日月曜日

インテルスティックPCで遊ぶ

12月25日。クリスマスは家でゆっくり過ごしました。ちょっと手持ち無沙汰でしたので、感謝祭の時にポチった初代インテルスティックPC(Ubuntuバージョン)で遊んでました。

https://ark.intel.com/products/86613/Intel-Compute-Stick-STCK1A8LFC

低スペック(1GB RAM、8GBストーレッジ)ですが、スマホと電源を共有できるのが最大のメリットだと考えています。携帯性はとても高いと思います。

それに、送料や税金込み込みで40ドル。ラズパイとほぼ同じ価格でした。これも決め手のひとつ^^

使用場面はやはり出先でのデモやプレゼンが中心。その他、リビングでのエンタメ、プロトタイプサーバなどです。

以下、私が行ったことを羅列します。

1 BIOSのアップデート。0025から0034へ。これによってBIOSレベルでBTデバイスをペアリングできるようになりました。

が。。。。あまり使い物にならなかったので放置^^


2 Lubuntu16.04LTSをインストール。Ubuntu14.04LTSがプリインストールされていたのですが、やはり新しいものを使いたかったので。但し、オリジナルISOからのインストールでは内蔵WiFi、HDMI音響、BTが使えません。ドライバーの問題です。パッチを当てたISOがLinuxiumというサイトから入手できます。私は既にオリジナルをインストールしていろいろと手を加えていましたので、このサイトからパッチを当てたカーネルをダウンロードして入れ替えました。


3 Chromium OS+Croutonと似た使用を想定して、FireFoxをChromiumへ置き換えました。apt-getを利用したインストール、アンインストールのみ。簡単です。


4 ヘッドレス遠隔アクセス対応。sshdとxrdpを設定。apt-getでインストール。ホームに.xsessionファイルを作成。以下を挿入。これで、スティックPCをONにするだけでサーバとして使えます。

lxsession -e LXDE -s Lubuntu


5 アンドロイドWiFiマウス。遊んでみました。結構いけてますが、やはりUSBドングルが本命でした。


最後に携帯セットについて。こんなのを携帯することになるかと。ラップトップを携帯する場合と比べて。。。。微妙ですが、場合によってはメリットが大きいことも!?

1 マイクロUSB電源ケーブル+ACアダプター+パワーバンク。スマホと共有できます。

2 USB入力デバイス。キーボード、マウスなど。私はロジテックのK400やプレゼン用レーザポインタ付き無線マウスなどを使用しています。これらもラップトップと共によく持ち歩くデバイスですね。

3 USBハブ。USBポートが一つしかありませんので、必須アイテムかと。キーボード、マウス、ネット、ストーレッジの同時使用が考えられますので、最低3ポート。理想は4ポート以上。なるべく小型のものが望ましいですね。USB3.0対応である必要はありません。なので、安価で購入可能です。

4 マイクロSD。8GBストーレッジでは役不足(EFIに500MB強。スワップに1GB。Lubuntu16.04のインストール直後に3GB前後使用。3GB強が残る計算。)。SDで補います。8GBから128GBのカードが使用可能です。ハブを常時携帯するのであればUSBメモリースティックで十分かもしれません。

5 HDMIアダプターやケーブルなど。必要に応じて。

2016年11月26日土曜日

ラズパイの大学教育への活用:ラズパイ・ゼロ(その3)

なる程。cmdline.txtをいじる代わりに/etc/modulesへロードしたいモジュールを書いておけばシステム起動のときにロードしてくれるわけだ。

違いはプローブ。実際にロードする必要がるかを見極めてからロードするのが後者(/etc/modules)への記述。前者は必要性に関わらずロードを実行。なので、USBを通じたネット接続が成されていない場合は不具合を生じる。

LINUXカーネルのモジュール(デバイスドライバ)は動的にロードすることが可能。insmodかmodprobeのコマンドを用いる。後者が文字通りプローブの後ロードするコマンド。これに準じるプロセスが/etc/modulesの内容に対して自動実行されることになる。

2016年11月18日金曜日

ラズパイの大学教育への活用:ラズパイ・ゼロ(その2)

少し条件が付くので、あまりやりたくないのですが、マイクロUSBケーブル一本で電源とネット接続が賄える設定はとても魅力的。

ご存知の通り、ラズパイ・ゼロはネット接続インターフェースを一切持っていません。外付けで用意してやる必要があります。そこで、USBでネット接続、つまりイーサネットの機能を用意してあげようってのが根本的な考えです。

結構簡単です。マイクロSDにOSを焼いた後にブート(boot)パーティションにある2つのテキストファイルを少しイジるだけです。このパーティションはFATでフォーマットされているため、ウィンドウズやマックOS Xでアクセスできます。詳細はこちらをご覧ください。

https://gist.github.com/gbaman/975e2db164b3ca2b51ae11e45e8fd40a

USBケーブルをホストPCへ繋ぐと電源が入り、システムが起動されます。ICSでホストPCのネット接続を共有することが前提です。そのようにホストPCを設定します。違うのは、この共有をUSBを介して行うことだけです。実際、この使い方はUSB規格の上では想定済みでして、OSにドライバーも予め用意されています。その起動を設定するだけなのです。

問題はラズパイ・ゼロのUSBをOTGモードとすること。そしてその際、USBクライアント(スレーブ)として振る舞うことです。通常のラズパイはサーバ(マスター)として振る舞います。

何が困るのか?

同じSDカードでキーボードやマウスなどUSB機器の通常接続も想定している場合です。頑張れば設定できますが、それを学生にやらせたり、こちらで設定済みのシステム・イメージを用意して配布したりする手間は大きいです。

何言ってるのか分からない?ラズパイをPC(USBマスター)として使うか携帯端末(USBスレーブ)として使うかと同じことです。

2016年11月11日金曜日

ラズパイの大学教育への活用:ラズパイ・ゼロ

ラズパイ・ゼロは脅威の5ドルコンピュータ。大きさも通常のラズパイの3分の1。インターフェースは限られるがパフォーマンスは悪くない。最新版(v1.3)はカメラ装着可能。

問題はGPIOポートに端子をハンダ付けする必要があること。電子工作に慣れていれば問題はないがそうでない場合はハンダ付けそのものがネックとなりえる。

Bスクールでの活用もそうですが、文系の学生にハンダ付けを指導することはあまり考えたくないでしょうね。

ご安心あれ、このラズパイ・ゼロ、サーバとして十分使い物になります。必要なものは以下に:

  • ラズパイ・ゼロ本体(5ドル)
  • マイクロSDカード(<=32GB, 8GBか16GB推奨)
  • マイクロUSB電源ケーブル(アンドロイド端末のものを共用できる)
  • マイクロUSBイーサ(RJ45)アダプター
  • イーサケーブル
これで、ラズパイ・ゼロにマイクロSDカード(OSインストール済み)、マイクロUSB電源、マイクロUSBイーサアダプターを接続。さらに、イーサケーブルをラップトップとこのアダプターへ接続。ラップトップでICS(ネット接続共有機能)を有効にした後、ラズパイ・ゼロを立ち上げれば準備OK。ラップトップからSSHなどで遠隔アクセスできます。

更にこのラズパイ・ゼロにウェブや電カルなどのサーバ機能を仕込めば出来上がりです。

マイクロUSBイーサアダプターですが、いろいろなものが出ています。一部、LINUXと相性が悪いものもあるとかないとか。でも、大抵、問題なく使えるようです。私は通常USBとマイクロUSBの両方で接続可能なものを使用しています。クロームブックでもこのイーサアダプターを使いたかったからです。

USBハブ+イーサポートとして機能するものもあるようです。これは試していませんが、もし上手く動けば、このハブにキーボード、マウス、WiFiなどが接続可能となります。

アメリカのアマゾンでは10−15ドルくらいでアダプターを購入できます。AliExpressやBestGearなどで深セン製品を探せば1−3ドルくらいのアダプターもあります。実際に試していませんが、動く可能性は高いと思います。


2016年11月6日日曜日

ラズパイの大学教育への活用:必須教材として

ラズパイをサーバ構築や管理の訓練プラットフォームと考えたハンズオン、アクティブラーニングをBスクールの情報システム専攻に取り入れることを鋭意推進中である。

今回は具体的にどんなものを購入必須とするのかについて述べる。

本来、ワークステーションとしてのラズパイ利用が検討される。実際、初等・中等教育においてはこれが定番となっている。HDMI対応モニター、USBキーボード、USBマウスを繋げてラズパイをPCと置き換える考えである。モニター、キーボード、マウス、そしてイーサケーブルによるネット接続を学校側で既に用意可能である前提だと、購入必須品目は以下の通り:

  • ラズパイ本体+ケース(なくてもよい)+USB WiFiドングル(必要に応じて)
  • マイクロSDカード+アダプター
  • マイクロUSB電源(マイクロUSB電源ケーブルのUSBポート接続、又はマイクロUSB ACアダプター)
  • HDMIケーブル
実際、多くのスターターキットはこれらを含む。更に、学校側は専用教室を設ける必要がある。

しかし、専用教室が難しい場合はどうするのか?Bスクールをはじめ、所謂文系学部では汎用PC教室は用意していてもラズパイ専用教室を設けることは必ずしも容易ではない。もし、汎用PC教室の設備(モニター、キーボード、マウス、有線ネット接続)をラズパイと共有できる環境を構築してもらえれば理想である。そうでなければどうするのか?

最近の大学生は自身のパソコンを所有することが多く、それはラップトップである場合が多い。そこでBYOL(Bring Your Own Laptop)を前提としたラズパイの活用が可能になる。勿論、ラップトップを学校側で用意してもいい。いずれにせよ、ラップトップであれば携帯性が高いので教室を選ばない。但し、電源の確保は大前提での話(コンセント期待できない場合はバッテリーが必要時間持つことと、必要時間持つ分の充電が予め確実になされていることが必要条件となる)。そしてWiFi環境が充実していて、その教室から必要数のコネクションとスループットが確保できることも大前提である。

それらの前提条件が全て揃った上で、ラズパイをラップトップのネット接続共有機能を通じて遠隔アクセスできる。つまり、ラップトップをラズパイ専用のアクセスポイントとすることである。通常、ラップトップにはWiFiと有線イーサポートが備わっている(この場合、そのようなラップトップが必要となる)。そのWiFiでラップトップのインターネット接続を行い、それを有線イーサポートを通じてラズパイと共有する。これをICS(Internet Connection Sharing)と呼ぶ。

もう一点、ラズパイの電源はマイクロUSBの5V。つまり、アンドロイドスマートフォンやタブレットと同じものを使う。ということは、マイクロUSB電源ケーブルを使えば、ラップトップの余剰USBポートから電源供給が可能となる。これは、特に一般教室やカフェなど、交流コンセントを十分数確保するのが困難な状況において、非常に有利である。

また、ICS接続だとラズパイのネット接続が有線イーサで確保されるため、余分なWiFiドングルが、他にAP設定訓練などの特定の目的がない限り、不要になる。これはセキュリティ管理上優位に作用する(ラズパイのネット接続はラップトップ内部で閉じるため)。

この場合の購入必須品目は以下の通り:
  • ラズパイ本体+ケース(なくてもよい)
  • マイクロSDカード+アダプター
  • マイクロUSB(電源)ケーブル
  • イーサケーブル(CAT5)
SDカード、マイクロUSBケーブル、イーサケーブルは他の用途で広く用いられる汎用備品。つまり、ラズパイを学校側で(必要であればラップトップと共に)用意して、汎用備品を学生に購入してもらうのが妥当だと考える。

その他、USBメモリースティックやUSBカードリーダが重宝する汎用備品。これらも自身に購入させると便利。

2016年11月1日火曜日

ラズパイの大学教育への活用:ステレオタイプ

ステレオタイプ。先入観。偏見。固定概念。などなど、いろいろな意味合いに使われる便利な言葉です。今回はラズパイのステレオタイプに関して。

え?

はい。ステレオタイプがあるんです。

それは。

ラズパイはビギナー用プログラミングと安価な機器制御のプラットフォームであると。

勿論そうです。でも。。。

もっと使いみちはあります。もっと創造的になってもいいのでは。。。

私はラズパイをBスクールの情報システム専攻のハンズオン、アクティブラーニングのプラットフォームに考えています。

LINUXのDebianフォークが動きますので、ここで培った経験は他でも応用が効きます。特権ユーザとして思いっきり経験を積んでもらえますし、たとえ壊しても簡単に取り替えられます。

目的はシステム管理や設定です。ルータ、サーバ、センサーターミナルなどなど。ビッグデータやIoTのシステム管理を簡単に体験できます。

AACSB認定のBスクールなので管理学、経営学はしっかりと叩き込みます。その上にICT管理を叩きこめば即戦力のシステム管理者やアナリストが養成できるでしょうって話です。なので、ITポートフォーリオの作成と管理・運用に関する能力が肝心になりますね。

但し、ハンズオンスキルが第一目的ではありません。これはあくまでも技能の話。現場のマネージャ、中間管理職が当面の目標。これら経験を踏まえた上で更にエグゼクティブへ向けてキャリアアップが図れる人材が育ってくれればと考えています。その時にはMBAの学生として戻ってきてもらうってことも視野に入ってます。