2007年12月4日火曜日

大学教授って・・・

アメリカの殆どの大学では終身在職権(tenureship)という制度がある。

http://en.wikipedia.org/wiki/Tenure

端的に言うとこれを得ることで余程のことがない限り、クビにならないし、
所属学部や学科が無くなっても他へ移るように最大限の努力をしてもらえたり、
何より、これを得て初めて研究休暇(sabbatical)が申請できる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Sabbatical

私の所属する大学では、これを得ると自動的に学科の人事委員会への
参加が義務付けられる。ここでは学科の様々な人事に関する問題が
持ち込まれ協議を重ねる。

ただでさえ研究時間が取れないというのに・・・
と、文句を言いたいのですが、私の場合、研究休暇も終身在職権獲得後
2年目にもらえたし、ま、しょうがないかなぁ。

適当に、いい加減に・・・

前回の委員会でのこと、「近頃、本件で訴訟になることが多いので、
我々の終身在職権の推薦基準を明確にしよう」という
議題が上ったので、「それでは・・・・」と珍しく建設的な発言を!?

「ん?」

周りの反応が鈍い。それどころか「いちゃもん」に近い(というかそのもの)
発言が飛び交う。

「なぜに~~」

すったもんだの挙句、私の懸案を覆す意見や提案がなかったので、
「それを簡単に纏めてくれ」とのこと。一旦は「健康状態が良くないし、
期末で多忙なので」と断りを入れたが、「言いだしっぺのくせに・・・」
と「いちゃもん」を付けられたので、今週末の内、半日を費やして
提案書を完成。電子メールで送付。

月曜日(昨日)、委員長がやってきて本件に触れる。

「いや~~ご苦労だったね。いい提案だし、参考文献までありがとう。」

「いえいえ、どういたしまして。」

「でも、君の提案は実践的じゃないよね。だから皆文句を言ったんだよ。」

「はあ。でも、これ以上の案は簡単に出来ないですよ。」

「分かっている。とにかく皆の仕事が増える提案は実践的じゃないんだよ。」

「・・・・」

おい、訴訟とほんの少し吟味する書類が増えるのとどっちがええねん!
ちょっとブチ切れてしまった。

「貴重な週末を返せ~~!」

「仕事量」だけの理由で変える気が無いんだったら、提案書なんか
作らせるな!!

ったく。今度、終身在職権を申請する先生に

「却下されたら訴訟に持ち込めますよ。」

って教えてあげようかな・・・・

と、つまらないことで腹を立てている私でした。