2010年12月28日火曜日

Kindle 3にPIM!?

PIM: Personal Information Management. 一昔前はシステム手帳や電子手帳を用いた。その後、電子手帳やPDAが出てきて、現在は携帯電話(特にスマートフォン)に組み込まれることが多い。基本機能は予定と連絡先の管理。これに「電子の世界」特有のメール、チャット、通話などが含まれることが標準的。最近はSNS機能の充実が図られている。
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今年も残りわずか。多くの方は仕事納めを済まされたと思います。私は職業柄いつも書き物やメールなどをやっているので何をもって仕事納めとするのかがファジィ(あいまい)です。といいつつ、今年の年末は不思議と書き物の締切りに追われることなく平和(?)に過ごしています。蛇足ですが、年始にいくつか大きな締切があるので「嵐の前の静けさ」とも言えますね^^;

さて、Kindleでのんびりと読書をしたり、それに飽きたらメールを読んだりBBCやニューヨークタイムズのウェブ記事を読んだりしていた時に思いついたのがKindleでPIMを実現すること。もちろん無料ソフトやサービスを有効利用することが前提です。

結果は、オンラインという制約がありますが、結構使えそうなPIMが実現できたと思います。詳しい設定方法は私のFacebookにノートを掲載していますのでご覧ください(英語版)。私と「友達」になる必要がありますのでまだの方はリクエストを送ってください。

http://www.facebook.com/profile.php?id=100001488251521

以下の機能で構成されています。もちろん全て無料です。単純ですが必要最低限の仕事はやってくれそうです。

1 メールの読み書き。GMAILのモバイルサイト。
2 予定管理。グーグルカレンダーのモバイルサイト。
3 メモ。ClassicNotePad。
4 連絡先。GMAILのContactsのPCサイト(モバイルサイトではないことにご注意を!)を「HTMLで表示」。なぜか新規追加はできない(既存エントリーの内容の追加や変更は可能です)。でも、これは3のメモで簡単に補える。それよりも、GMAILのContactsの一覧や検索が使えることが大きな利点である。

オンラインの制約ですが、私のKindleはWiFiと3Gがあるモデルなので、その使用可能地域はかなり広いです。AT&Tのサービスを使っているようなので、アメリカはもちろんのこと国際ローミング(100ヶ国以上)も広くカバーされています。WiFiはAT&TのHotSpotを含んでいますので空港やスタバ(t-mobileのHotspotからのローミングになるのかな?)など多くの場所で使用可能です。しかもウェブ閲覧の通信は追加料金なしで提供されています(*)。

メールの読み書き、予定管理と連絡先はGoogleサービスなので、PCや携帯電話など他のデバイスと情報を共有できます。使用感もかなりスムースなので私は満足しています。なによりGoogleサービスで殆どのPIM機能を実現できたことが大きい。しかし、メモと新規連絡先(メモの一部)がGoogleサービスではないので統合性が弱くなることが少し残念です。Google DocやGoogle NotebookなどがKindleからスムースに入力可能になればよくなるのですが。それとGMAILのContactsの新規追加の問題も。とはいえ、これらは全て小さな問題に過ぎません。たくさんお金を払っているなら解決すべき問題とするでしょうが、無料サービスでここまでできることに感謝すべきだと思います。

30分から1時間もあれば十分に設定できますので、小さな休日プロジェクトとして如何がでしょうか。Kindleをお持ちの方はお試しください。お持ちでない方はこの際Kindle 3を電子PIM兼リーダーとして一台買ってみては如何がでしょうか。無料電子図書が数多くありますし、電子図書は同じものが紙バージョンとくらべて20-30%割安です。但し私は決してアマゾンの回し者ではないことだけはハッキリと断っておきます。



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(*)何処でもKindle図書を購入可能にすることを目的として、アマゾンはKindleの通信費用を現時点では(ファイルや米国外で購入された図書のダウンロード以外)ユーザに科していない。つまり、「Wikipediaやニュースサイトなどの基本的なウェブ閲覧」がKindleウェブブラウザの「試験的使用」の範疇として無料提供されている。非常に有難いことである。しかし永続する保証はない。またSkypeなどのVoIPやFlashなどのメディアストリームの使用を無料で望むことは難しいと予測している。

2010年12月21日火曜日

国際転職活動!?

最近、子供の教育や年老いた両親のことを考えるとそろそろ日本へ帰国するべきであると感じるようになってきた。一応、専門分野では全米一の大学で教員枠を確保したし(今の大学(というか州政府)の変な規則のお陰で辞任せざるを得なかったことがとても悔やまれるが)、大した大学ではないがこの地域では名の通った今の大学で8年ちょっとで教授までなったし、学会運営や研究基金獲得なども一通りの成果を残せたと思う。このへんが潮時ではないかと。

よし。では転職活動を始めましょう。不況ではあるが、仕事を選ばなければ結構ありそう。。。。ふ~~む。困った。給料がちょっと。。。そんなもん、今の為替レートならそんなに下がらないでしょう。そうなんですが、もっと根本的な問題があります。

**定年がアメリカでは67歳。特に、私の地位はテニュアによってそれ以上でも働きたいだけ働けるといった内容なんです。

日本の定年が60歳。(最低)7年の差はかなり大きいと思う。恐らく体が動く限り働くと思うので定年を(一応)70歳としましょう。すると10年分の年収が。。。大学の教員の給料は下がることがまずないので、単純に今の給料の10倍とすると1億数千万円が単に定年の違いのみで消えることになります。あちゃ~~。

これを取り戻すには。。。

。。。

無理でしょう。

ちょっと視点を変えて半年だけ日本にいることのできる仕事ってないかなぁ。住宅は適当な中古マンションか賃貸でとりあえず十分とすればなんとかなるので。。。でも、こんなのなかなかないですね。特に日本では。他の国では非常勤契約の仕事が結構あるんですけどね。この辺りも国際標準に合わせて頂く必要がでてくるのではないでしょうか。

ベンチャーで一山当ててからお金を持って帰国する道しかなさそうですね。これってとても難しいことです。でも不可能でもなさそう。来年は少しこの方向へも動いてみようと思う。

私の親や子供はこんな苦労わかってくれるのでしょうか。無理でしょうね。へへへ。。。

今年もあとわずか

あと10日で新年です。今年を振り返って。。。と回想にひたる時期がきました。皆さんはどのような一年だったでしょうか。

私の今年(2010年)は一言でいうと「遅い」、又は「亀」。とにかくこちらがどう動いても結果が遅々としか出てこない一年でした。来年は「スピード」と言える年にしたいですね。

しかしながら、悪いことばかりではありませんでした。忙しくて省みれなかった家や家族のことや自分の健康のことを考える時間を多く取ることができました。また、溜まっていた海外出張疲れも取ることができました。

2010年のまとめ
出版 6件
学会開催 2件
海外出張 4件(訪れた国:インド、日本、ロシア、スペイン、ドイツ。総期間:10週間強)
獲得基金総額 25千米ドル(小額であるが今年は学生がいないので余裕があった。)
学部移動 理工学部情報科学科より経営政策部管理情報システム学科への移動が正式に認められた。

お金の話

最近、「お金」のことをよく分かっている人って少ないのではないかという疑問に駆られることがよくある。教授職の場合は特にそうではないだろうか。私の考えを簡潔に書き留めておきたい。

教授という地位は個人差が大きいことや仕事の評価が難しいことなどが原因で給料そのものは大したことはない。サラリーマンの平均より少し上くらいであろうか。仕事の内容も一般人に十分に理解されているとは言い難い。特に理解してもらう必要もないので、この件に関しては「次の一言を除いて」とやかく言うつもりはない。

一言:教授職とビジネスオーナーの仕事は非常によく似ている。

「え~~!」
はいはい。驚かれる方が多いと思いますが(特にアメリカの場合)本当のことです。

アメリカでは自分の研究推進に掛かる資金は基本的に自分で調達する必要があるからです。そして過去の研究や関連する活動の実績が資金調達に大きく影響します。大なり小なり獲得した資金(カネ)を基に学生や研究員(ヒト)を動かしたり必要な機材や場所(モノ)を確保して研究成果(モノ)を生み出し、研究者(ヒト)を育てます。極稀に、研究成果がベンチャーの核となり利益(カネ)を生むこともあります。

如何がでしょうか。見事に「ヒト・モノ。カネ」の3つがビジネスと似たように動いているでしょう。唯一違う点は成果の目的が(ビジネスと違い)必ずしも利益ではないということ。更に付け加えると、大学は必要な場所とインフラ(図書館やインターネットなど情報インフラも含む)と教授の(最低限の)給料を用意してくれる、言わばベンチャーインキュベータ的な役割を担っています。彼らの代償は講義に代表される学生の教育と基金管理手数料としてのオーバーヘッド(私の大学では間接費の67%!暴利だ!!)です。

私の大学は教育に関する要求がとてつもなく大きく、「本業」の研究に割く時間をとることが難しいことと「本業」と「代償」を勘違いする輩が非常に多いことが問題であるが。。。

どうやって教授は資金を調達すればいいのか。はっきり言ってビジネスオーナーの方々とやることは同じです。

**政府公募基金への申請。
*民間公募基金への申請。
**大学からの援助(殆どの場合小額である)。
*企業や団体からの寄付や貸付(貸付はとても稀)。
**コンサルティングや技術開発契約などで稼ぐ。
*著書、国際会議開催など(お金よりも成果と捉えた方が適当)。

私の場合、**が主な資金源です。最も、「ヒト」(いい学生の調達)の問題が「カネ」の問題よりも大きいのですが。。。

最近の株式中心経済を考えると「投資」という選択が欲しい。残念ながら基金、援助、寄付の類はこれが不可能である。コンサルティング、開発契約、著書などで「稼いだ」利益を運用するしかないがここまで手がまわらないのが正直なところ。今後はこの辺りを少し改善していきたい。

2010年12月16日木曜日

EHRの効用!?

EHR: Electric Health Record.

医療カルテをはじめ、保険情報や処方箋など種々の電子化された医療記録のこと。アメリカではオバマ政権が積極的に推進している。今回は医療関係の犯罪や医療ミス隠蔽の防止にEHRが役に立や否やという話。

ダイヤモンドオンラインに以下の不法処方箋薬販売の摘発記事がでていた。

http://diamond.jp/articles/-/10305?page=6

注目した点は、逮捕された個人販売主が商品である処方箋向精神剤をいかに「仕入れていた」かということ。仕掛けは単純。患者になりすまして複数の病院を掛け持ちすることでこの処方箋薬を十分に「仕入れていた」。記事によると、他医療機関での処方状況は分からないとのこと。

情報システム屋の純然たる技術的な立場からみると「何故こんなことが起こり得るのか」ため息がでる話である。情報を共有することで業務効率を上げ、コスト削減を狙う顧客のニーズに応え続けているこれら専門家から見れば当然であろう。もちろんこれは技術的な問題ではなく、むしろ法律的、制度的な問題であることは容易に想像がつくし、関係者の間では広く認識されていることである。

なぜ医療界で「情報共有」が難しいのか(許されないのか)。それは患者のプライバシー保護と所有権の問題に過ぎないと言える。即ち、情報所有者である医療機関がこれら情報の開示を、主に患者のプライバシー保護を目的として著しく制限するということである。これはとても必要なことである。ただ、今回の件に関しては弊害となっている。

数か月前にソフトバンクの孫氏と医療専門家が集まったネット公開座談会があった。そこで提起された問題が「医療情報は本来誰のもの(であるべき)か」。彼(ら)の主張は「患者個人の知的財産である」ということ。ふむ。この主張を前提とすれば、全ての情報が個別に統合され、「適切なアクセス管理」の下に行われる情報共有によって今回のような処方箋悪用は難しくなる。

実は処方箋薬密売闇ルートは日本だけの問題ではなく世界中の問題である。精神剤の他に精力増強剤の需要も高い。その主な供給源を情報共有によって弱めることができるということは医療情報共有の大きな動機付けにならないだろうか。

道のりは決して楽ではない。でも、やれることろからじわじわと広げていけば不可能ではないと信じる。提携・姉妹機関同士の共有から地域機関のそれへ。更に行政区単位、国、そして世界へ。規模の拡大が効果の相乗的拡大へつながることがかなり明確である。

それに加えて、従来の動機である処方の質の向上、コストダウンなど、これほど投資価値の高いものはないと思う。

楽しく生きる

「人生、楽しいものなんだ!」カースケの名台詞です。カースケ?そう、70年代半ばに大ヒットした「俺たちの旅」で中村雅俊が演ずる人物。YouTubeでTVシリーズとスペシャル3本全て見ることができました。

http://www.youtube.com/user/nazenazekieru2nd#g/u

長引く不況やテロの恐怖などいいニュースが少ない昨今、閉塞感や絶望感が人の心を支配しているように感じています。そんなときに、懐かしさ半分でみると勇気と感動をもらえるドラマだと思います。特に、スペシャル3本は登場人物の30代、40代、50代を描いた作品。彼らがどう歳を取ったのか。何が変わって、何が同じなのか。どんな悩みがあるのか。そして、どうやってそれらと向き合っているのか。いろいろな視点で楽しめると思いました。

「あきらめない。」 「負けない。」 「人に優しく。」 

カースケの生き様からこんなメッセージがたくさん伝わってくる気がします。私の受け取ったメッセージは「自分で自分に納得する自分の生き方」です。つまり、勝とうが負けようが金持ちになろうが貧乏で終わろうが、それが自分で自分に納得した自分の生き方(即ち楽しい人生)であれば「No Problem!」(これもカースケの口癖です)であると。

皆さんは如何がでしょうか。「納得した人生」を送っていらっしゃいますか。「生きることは素晴らしい」と感じていらっしゃいますか。

学生諸君は如何がでしょうか。あきらめていませんか。無理に妥協していませんか。是非、自分の力で人生を「楽しく」してください。もしも日本国内に強い閉塞や絶望を感じたら、是非当ブログの「国際化のススメ!」を検討してほしい。

2010年12月14日火曜日

風が強い。

娘の通う小学校が停電だそうだ。何でも、木が倒れた際に電線を切ったそうだ。復旧には(強風の影響で)時間がかかるとのこと。小学生は全員同校区内の高校へ移送され、授業を行うそうである。

2010年12月11日土曜日

生活ラインの自立をめざして:電気、ガス、水道、電話

現状の暗い経済情勢を反映してか否か、公共料金の値上がりが家計の内で目立つようになってきた。在アメリカの現状を生かして、これら生活ラインの自立を目指してみたい。たくさんのことを学ぶんだり考えたりする必要がある。とりあえず、草案を作ってみた。


(1)電話及びインターネット。
プリペイド携帯ネットワークサービスを活用することでとりあえず解決。詳細は以下をご参考に。

http://dri-hitorigoto.blogspot.com/2010/11/blog-post_03.html
http://dri-hitorigoto.blogspot.com/2010/11/blog-post_13.html

結果:電話(携帯、固定双方)とインターネット(1.3Mbps)込み込みで月約47米ドル。
インターネットと電話(VoIP, 米加無料):月40米ドル。
携帯(2回線、各線3ヶ月30分までの通話):毎3ヶ月20米ドル、即ち月約7米ドル。
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合計:月47米ドル。

国際電話も低料金。
https://www.google.com/voice/rates

購入機器:
MiFi2200      150ドル
iPod touch 4G   230ドル


(2)ガス
プロパンタンクと都市ガスの併用。


(3)電気
自家発電と公共電気の併用。電力キックバックで電気代節約(場合によってはキャッシュバック)。
更にガソリン駆動モータの発電機によるバックアップ(非常時用)。

ソーラパネルと風車を検討する。ソーラパネルはソーラセルとフレームや配線の素材を買って自作可能らしい。風車は一般家庭に設置できそうなサイズを探す(又は作る)必要がある。アニメ・マスターキートンにもあったように風車を発電機モータへ直結することを考えてもいい。


(4)水
井戸と公共水道の併用。
調理や食器洗いは安全性の面から公共水道を利用。
その他、庭の水撒きや洗濯、風呂などは井戸を利用することを検討。

井戸堀はキットがあるようだ。検討の価値あり。

水質検査やフィルターに関しての勉強が必要。

更に、雨水や積雪の貯水が検討可能。


(5)その他
温水や暖房の熱源:太陽熱や焼却炉との連結。

2010年11月30日火曜日

国際化のススメ(号外?)

最近のダイヤモンドオンラインの記事。「新卒」の就活の件について述べている。

http://diamond.jp/articles/-/10279

「X年新卒」なんて考えで政府は雇用問題に対応しようとしているのでしょうか。これが本当ならば、日本は本当に「ガラパコス」ですねと言わざるをえない。記事にもあったが、もっと抜本的な対応をお願いしたい(即ち「新卒」、「既卒」の概念を取り払うこと)。

政府の政策なんてあてにしたくない、または待ってられないという人は「国際化のススメ!」を検討してほしい。

病める祖国のためにNPOでも立ち上げて一肌脱ぎたい気分が高まってきた。

古いPDAのメディアプレイヤー化:Zaurus SL5500


戸棚に眠っていたPDAをメディアプレーヤにした。我が家には過去の研究活動で用いられた減価償却済みのZAURUS SL5500が3台ある。そのうち使おうと思って捨てずに取っておいた。これはLINUXが動くStrongARM(PXA270)206MHz搭載の優れものである。2002年に購入したものだが、QVGAのタッチスクリーンと64MBのフラッシュメモリ(パーティションによってRAMとメモリディスクスペース兼用。)、それにCFとSDのスロットが各々1つづつ。



以前に中古スマートフォンをメディアプレーヤ化したことを紹介した(以下の記事)が、今回もこれと似たような成果を狙う。


但し、ハードウェアの性能はこのスマートフォンよりも劣ってしまう。しかし、家で子供が使用する分には問題なさそう。目標はアニメ映画の再生(1時間半から2時間程のビデオストリーム)。このスマートフォン用に変換したストリームファイルを共有できることが条件。

Zaurusはオープン仕様を「売り」としたPDAなので、様々なOSが出ている。しかし、エンドユーザ視点の完成度が十分なものは、SL5500の場合、SHARPのオリジナルOS(ROM3.13)しか選択肢はなかった。これは、OpenZaurusなど他のOSが操作面などにおいて標準エンドユーザの使用に耐えられそうにないこととメディアプレーヤのインストールがスムースでなかったことが原因であった。今回は、「標準インストールで済む方法」を模索したのでハッキングは範疇にないことをお断りしておく。

次にメディアプレーヤ。標準装備のプレーヤはフォーマットが特別なものに限定されているため、メディア変換に関する問題が生じる(注:変換ソフトや手法は公開されているが、Zaurusに特化した変換は避けたいため。)。第一候補はmplayer。これは先程紹介した中古スマートフォンのメディアプレーヤ化に使用したもの。残念ながらSL5500へのインストールがうまくいかなかった(恐らく浮動小数点演算命令の使用に関する問題と推測。回避方法もあるようだったが、煩雑だったので却下。)ので他のものを探すことにした。Zaurusの名誉のために断っておくが、後継機種であるCシリーズのPDAではこのような問題はないし、Cacko ROMなど完成度の高いカスタマイズOSが幾つかある。アンドロイドの移植報告まで存在する。

いろいろと検討した結果、VLC0.8.2を採用した。これはmplayerに劣らない多くの異なるフォーマットを再生可能とする。しかしメモリを喰うようだ。10分くらい再生すると「メモリが極端に少ないのでリブートして下さい。」と文句がでる。これを回避するためにスワップを使用する。これに関してはいろいろな手法があるが、今回はあくまでも「標準インストールで済む方法」にこだわったので、qtopia-memoryapplet1.0.1というフリーソフトを使用した。32MBまでのスワップ領域を設定できるようであるが、今回はRAM(本体フラッシュメモリ)上に16MBのスワップ領域を設定することで手元にあるストリームファイルの再生(90-120分のスマートフォン用に変換したストリームファイル:約200MB/ファイル)を実現できた。

CFやSDカードの古いもの(256MB)合計4枚(各2枚づつ)にアニメ映画4本を入れ、子供にクリスマスプレゼントとして渡すことにした。どんな反応が返ってくるのであろうか。

10年近く昔の技術ながら、画面は鮮明である。但しバッテリーの経年劣化があるので、持ちがよくないが仕方のないことであろう。引退して深い眠りについていた古いテクノロジーを目的限定で現役に復活させたことに少なからず意味があると信じていたい。


追伸 Facebookに具体的方法の英文ノートを掲載しました。

2010年11月27日土曜日

国際化のススメ(海外移住編)


雇用機会に飢える人が多くなっている昨今、戦前の移住政策が脳裏を過った。国内に雇用機会が十分用意できないので、(農家の次男三男などを中心とした)海外への移住を推進・奨励した。これらは主に農地開拓を目的とした移住であった。政府のずさんな対応や予期せぬ事態に苦しい思いをした人も多くいたそうだ。開拓で命を落とした人も少なくはないだろう。失敗した人の方が成功した人よりも多いかもしれない。


そして現在。日本は未曾有の不況にあえいでいる。雇用の確保は難しく、確保されている雇用に関しても賃金、労働条件、社会保障など解決の目処が立っていない難しい問題が多くある。戦前の大恐慌のレベルには未だ達していないだろうが、見通しも明るくないようだ。こういう時期に先輩諸氏に習って海外移住を考えてみてはいかがであろうか。少なくとも、現代は農地開拓以外の選択肢も多い。


必要なものをざっと挙げると、

(1)目的。
農地開拓も選択肢の一つであるが、恐らく多くの場合「就職」ではないであろうか。一つハッキリとさせておきたいことは、海外では正社員やアルバイトといった雇用形態の違いは日本でのそれと認識が違う。形態や体裁ではなく、内容や稼ぎによる優劣の判断がなされる。昔は現地へ赴いてから就職を探す形を取るしか選択肢はなかったが、現在は海外就職紹介サービスやインターンサービスなどが多く存在するので、これらを利用できる(但し、悪徳業者も多いと聞くので要注意のこと。)。友人や親戚などに移住者がいる場合、最初はそれらを頼ることも有効な手段である。彼らは自分自身の移住経験があるため、理解が深くあらゆる援助を惜しまない傾向にあるので心強い存在になる場合が多い。

(2)法的手続き:ビザ。
就職を目的とする場合、ビザが必要になります。国によって手続きは大きく異なりますが、一般的に先進国程厳しい傾向にあるようです。最初は観光目的で入国して、長期滞在中に仕事を見つけた後にビザを切り替える方法をとる場合もあるようです。いずれにせよ、現地の入国管理法を犯して強制送還などにならないように注意されたい(この場合、10年や15年といった長期間の入国禁止処分を受けることが多い。)。

(3)当座の資金。
渡航費や当面の滞在費・生活費など。額は国やお金の使い方によって違うが、100万円を目安にしておけば大抵の場合なんとかなるであろう。農地開拓や事業を起こすことが目的である場合、当然ながら更に多くの資金を必要とする。

(4)言葉。
日本国外では、当然のことであるが、日本語は通じにくい。現地の言葉を覚えることは必要である。しかし、絶対に行く前に覚える必要があるわけでもない(本を数冊読むくらいは最低限必要。)。日本人向けのサービスを職とした機会などに限られるが言葉に弱くても就職できるので、できることから始めて言葉や生活に慣れることでより良い機会を探すようにすればいい。

(5)現地ネットワーク。
寄らば大樹の如く。一人よりも二人。個人よりもグループ。人と人のネットワークほど心強いものはない。特に、文化や習慣に慣れない間は相談できる相手が必要となる場合が多い。



そして最後に一言。就職し、現地での生活に慣れたら、「一円でも多く貯蓄や運用」を心がけて欲しい。最後に頼れるものは「自分」という認識を強く持ち、普段から出きることをやっておくことが一番の保険や保障なのだという原則です。これは日本で就職する場合も基本的に同じことですね。

ここまでやってみると「夢」や「将来」が必ず見えてくると思います。如何がでしょう。思い切って「外」へ打って出てみませんか。


2010年11月25日木曜日

国際化のススメ(就職活動編)

一段と厳しい日本の就職活動の内情を以下の記事で会間見た気がした。

http://diamond.jp/articles/-/10105

もちろん、私は現場に直接身を置いているわけではないので、「指導」、「批評」などと偉そうなことを言うつもりはない。ただ、アメリカをはじめ、私が知っている他の多くの国の常識に照らし合わせた結果、以下の「違い」に気がついたので書き留めておきたい。

(1)「新卒」と「既卒」の価値。
これは「日本独特」の価値観だと強く思う。アメリカでは「卒業か中退」の違いは認識されるが、「今年卒業」と「去年卒業」の(就職活動優位性に関する)大きな違いは見受けられない。それよりも重要なことは「経験」と「技量」。そして「人間性」である。

(2)「新聞を読まない」即ち「社会情勢に疎い」。
20年前ならば同意したと思う。でも、インターネットに情報が集まる昨今、社会情勢の把握に関する情報源としての「新聞の価値」とはいかほどであろうか。少し短絡的な思考なのではと感じた。確かに、特定の会社の新聞広告は新聞を読まなければ目にすることはないと思う。でも、インターネット上のニュースの速伝性や多様性は最低認めるべきであろう。一歩踏み込んで「情報は自分で得る」時代の認識に立って学生の評価をしてみては如何なものか。

(3)会社訪問や面接。
これに時間をとられて大学の講義やゼミを欠席しがちとあった。まず疑問に思うことは「そんなにたくさんの面接や訪問のための時間が必要なのか。」ということ。そして、電話やインターネットビデオチャットなどを有効活用することで移動の時間的や経済的な負担を減らせないかということ。これは学生と会社人事の双方の理解と歩み寄りが必要である。しかし、「就活のために勉強ができません。」はどう考えても言い訳にならないと思うし、憂慮すべきことである。もしこのような状況が一般的なのであれば大学、企業、そして政府も交えた本格的な対策が必要であると思う。

(4)雇用形態による職歴の差別。
正社員、準社員、派遣社員、契約社員など、雇用形態は多様である。しかし、過去の職歴においてこれら「のみ」で差別(無視)するのはなぜ。職歴の差別化は職務の内容」や与えられた「責任」によるもののはず。

(5)(不)採用基準の(不)透明性。
程度の話なのだが、「人材に何を求める」のかは求人広告にはっきりと書くべき。そして、「どの項目」に関して足りなかったのか明確な説明があるべき。法整備である程度の「説明責任」を雇用側に課してもいいのではないだろうか。被雇用側(即ち就職活動者)は、逆にこれを「いい会社選び」の基準にしては如何がでしょうか。


「こんなこと分かりきっている。」、「こんなこと考えても何もならない。」などとお考えの方が多いと思います。ごもっともです。但しそれは「日本」ではの話です。「日本の非常識は世界の常識。」などと昔から言われているように、外から見れば「おやっ」と首を傾げたくなるようなことがよくあります。就職活動の件もまた然りです。

日本がいい国であることはよく分かります。しかし、もし日本に良い機会がないのであれば外へ目を向けては如何がでしょうか。そしてグローバル化がここまで進んだ今、政府も「労働力の輸出」を支援することを検討すべきではないのでしょうか。まずは「語学」と「異文化での生活」に関する訓練と海外の就職紹介から。


2010年11月23日火曜日

近況報告

経営政策学部への転籍が秒読み段階に突入!!!

ここで医療情報学の立ち上げをやる。MBAに関わるかもしれない。

いずれにせよ、現状の理工学部情報学科にいるよりも面白いことができそう。今後の方針を練って、5ヶ年計画を提出しなければ。

2010年11月21日日曜日

無料国際電話

無料国際電話??なんか胡散臭いような。。

何かあります。でも、「バカとハサミは使いよう」と割り切ると、特定の用途には十分なのではないでしょうか。更に、PCによるインターネット接続が必要な場合や有利な場合が多いのでそれなりに「賢く」なければ恩恵に与ることはないと思います。




VoIPサービス。PCから(ソフトウェア+インターネット)、電話から(アクセス番号。アメリカではニューヨークにある。)、そして携帯から(ソフトウェア+データ通信又はWiFi)使えます。以下の制約内で無料国際電話が可能。有料サービス料金も結構いい(エストニア携帯へ13.6セント!!これは助かる^^)。

Free calls with VoipStunt

New users can try VoipStunt out for free for a total of 60 minutes. During this trial period you can only call the destinations marked as free. Register your account by buying credit in order to extend your free calls.

Registered users get max 300 minutes per week of free calls, measured over the last 7 days and per unique IP address. Unused free minutes cannot be taken to the following week(s). If limit is exceeded the normal rates apply. During your Freedays you can call all destinations listed as "Free" for free. When you have run out of Freedays, the normal ratesapply. You can get new Freedays by buying credit.

無料通話対象国

Argentina
Australia
Austria
Belgium
Canada
Denmark
Estonia
Finland
France
Germany
Hong Kong (+mobile)
Ireland
Italy
Japan
Liechtenstein
Luxembourg
Malaysia
Netherlands
New Zealand
Norway
Portugal
Puerto Rico (+mobile)
Russian Federation [moscow]
Russian Federation [st Petersburg]
Singapore (+mobile)
South Korea
Spain
Sweden
Taiwan
United Kingdom
United States (+mobile)




ユーザ登録なし、PCのウェブブラウザから直接通話できる無料国際電話サービス。即ちインストレーション無用。広告が流れる。制限通話時間がとても短い:一回数十秒から数分。モーニングコールなどには最適では?

有料サービスの料金はGVや他のVoIPと比べるとそんなに違わない。



2010年11月15日月曜日

国際ローミングSIMについて

国際ローミングSIMは、アンロック携帯に挿入することで多くの違う国で使用できるSIMのことです。アメリカやヨーロッパ(EU諸国)で結構売れています。主な特徴は以下の通り:

1 一枚のSIMが多くの国で使用可能。
2 プリペイド:必要なときに使用した分のみの支払い。
3 メジャーなキャリアと比べて国際ローミングが安価。
4 電話番号が予め分かっているので、知人、同僚などからの連絡がとりやすい。
5 クレジット追加やカスタマーサービスがどこでも可能。

というわけで、各々の違う国で短期間滞在をするような旅行や出張の場合にとても重宝します。特に目的地に到着した際に家族へ連絡を入れるときや緊急時の連絡など。

いろいろと種類はありますが、私はGOSIMを使用しています。これの長所は

1 維持費や手数料など、通話料以外のコストは(特定のサービスを受けない限り)一切なし。

2 通話料が多くの国で受信無料、送信1分50セント前後。日本円で40円ちょっとです。これって実はソフトバンクのホワイトプランの通話料と殆ど同じですし、同社のプリペイド(1分90円)と比べると半額以下です。実際、日本ではこの料金が摘要されます。但し、国によっては送受信共にとても高くなりますのでご注意を。

3 SMS料金がとてもお得。使用可能な国全てにおいて受信無料、送信16セントです。

4 チャージが簡単。WebやサービスセンターへのSMSで可能。

5 通話クレジットの有効期限が無制限。即ち、余ったクレジットは何もしなくてもなくならない。

短所は、エストニアの電話番号であること。エストニアの携帯への国際通話は結構高いので、これって結構大きい。GOSIMはアメリカユーザ向けにアメリカの番号を別途用意してくれる(小額維持費と通話手数料1分について35セント)ので、アメリカ在住の人はこれを利用できる。

Google Voiceでのエストニア携帯への通話は1分33セント。従って、大きな節約にはならない。コーリングカードを探した結果、1分11セントのものを発見したので、次回に用いてみたい。誰か、アメリカからエストニア携帯へ1分10セント以下で電話をかける方法を知っていれば教えてください。

とはいっても、多くの国で使えて、1分50セントくらいの通話料であれば、長話をしない限り、そんなに悪くない。実際、AT&TやT-mobileのローミングで通話すれば、1分2ドルくらい掛かってしまう。


2010年11月13日土曜日

電話のない生活(その後)

やりました!全米とカナダの殆どの地域への通話無料月使用料(恐らく)なしの電話サービスを手にしました(但しWiFiアクセスが前提)。詳しい背景や動機などはこちらをどうぞ。



iPod touch 4GをWiFi上でiPhoneのように使用できます。マルチタスク機能のおかげで着信通知がiPodの電源が入っている限りポップアップされます。電話を掛けるときは「コールバック」方式になりますが、比較的スムースな送信です。

基本的な設定は以下の通りです。細かい説明は他のサイトやブログ(英語)に出ていますので、そちらへ譲りたいと思います。

1 VoIPサービスの設定。私はSIPgateを選びました。理由は、「受信無料」と「月使用料なし」です。送信には多少のお金が掛かります(全米の場合、1分2セント)。

2 fring (www.fring.com)をiPod touch 4G上でVoIPのソフトフォン(無料)として使用する。SIPgateもソフトフォンをiPhone/iPod touch用に無料提供していますが、マルチタスク対応になっていないため、実行中以外での着信通知が出ません。これだとコールバックへの対応が不可能です。SIPgateのSIP credentialsをfringのSIP add-onの設定とすることで簡単に使用できます。もちろん、fringへのユーザ登録は必要。でも、これはこれでSkypeの代りになります(あくまでもfring同士の通話です。念のため。)。

3 Google Voiceの設定。最近は、ユーザが急激に増えているようなので難しいようですが、できれば自宅からローカル通話できる範囲の番号を選ぶようにしましょう。私は招待制の頃からのユーザだったので大丈夫でしたが、先日家内の設定をしようとしたところ、ローカル番号は全く残っていませんでした。コールフォーワード(着信転送)先を前に述べたSIPgateの番号へ設定してください。これでGoogle Voiceに掛かってきた電話はSIPgateの番号へ転送されます。

4 Voicecentral Black SwanのiPod touch 4Gへのインストール(無料版で十分です)。Google VoiceのiPod上のダイヤラーとして使用します。コールバック先を前に述べたSIPgateの番号へ設定してください。

5 上記の設定後、fringがバックグラウンドで動いていることを確認すれば準備完了です。


受信:Google Voice番号へ掛かった通話はiPodのfring(SIPgate)へ転送され着信します。何らかの理由で着信されなかった場合、Google Voiceのボイスメールへ転送されますので、後程確認や返信が可能です。これは、ウェブからもできますが、Voicecentral Black Swanから、即ちiPod上でも可能です。

送信:Voicecentral Black Swanからダイヤルします。すると、数秒後にfring(SIPgate)へコールバックされますので、これを着信すると通話が始まります。fringからダイヤルすると、SIPgateの送信料金が発生しますのでご注意を。


数回しか試していませんが、快適な使いここちです。iPod touch 4Gはスピーカとマイク内臓なので、携帯電話として十分に機能しています。但し、iPodは携帯電話として最適設計されていませんので、以下の点に関して目をつぶる必要があります。これらに耐えられない人はWiFi付きかつマルチタスク対応VoIPソフトフォンとVoicecentral Black Swanが動くスマートフォンを安く購入すればいいのではないでしょうか。

1 内臓スピーカは後方配置のようなので、携帯電話と違い音が四方へ漏れる。常にスピーカフォンの状態となる。

2 音量は自宅や専用オフィスなど比較的静かな場所では十分であるが、屋外やスーパなど騒々しい場所では不十分と感じることが多いと予想される。

3 バッテリがiPhoneと比べて小容量。WiFi常時接続となるので、電源まわりの配慮が必要。

とはいっても、私にとっては「細かい欠点」に過ぎません。それよりも、お得な価格で実現したiPhoneもどきの「電話!?」を楽しんでいます。

私は最初Google VoiceがGoogle Talkへ完全に統合されたと思っていたのですが、PCのGMAILだけの話でした(ちなみに、GMAILをPC上で開いておけば、Google Vooiceへ掛かった通話の着信と直接ダイヤル送信ができます。)。Googleの今後のモバイルクライアント開発を楽しみにしたいと思います。これによって、単一ソフト、直接ダイヤル送信、VoIP転送先不要となります。

アメリカ在住とWiFiという制約がつきますが、もし機会があれば日曜プロジェクトとしてお試しください。

2010年11月8日月曜日

アメリカのプリペイドSIM


最近、t-mobileがプリペイドSIMの料金体系を改訂したようだ。


アンロック携帯を持ち回る人間にとって、とても嬉しい内容となった。

まず、SIMのみの購入が簡単にできること。オンライン。送料無料で7米ドル。以前は、これに10分無料通話クレジット(約3ドル33セント相当)が含まれていたが、それが明記されていなかった。まだあるのだろうか。それとも、この料金改訂の際に打ち切ったのだろうか。



次に、データ通信が充実したこと。1日1ドル49セントで通信量無制限。必要な日に購入できる。使用頻度によるが、出張中にしか携帯を使用しない私にとって、これはとても都合が良い。1週間100MB10ドルや1ヶ月1GB50ドルなどもある。

更に、Pay As You Go(PAYG)の料金で10ドルで30分通話(1分あたり約33セント)、3ヶ月有効とある。もちろん、未使用分は有効期間内にチャージすれば繰越される。携帯を使用することが年に数日くらいしかなく、それも一回の出張に10分もあれば十分な場合、1年40ドル(年4回のチャージ)で携帯回線が維持できることになる。この程度の値段であれば、非常用回線としても良いのではないだろうか。

プリペイドは国際ローミング(海外での使用)に弱い。でも、カナダでそこそこの値段で使用可能であることは評価できる(通話1分50セント)。





残念ながら、一般的な国際ローミングは他のSIMを用いる必要がある。私は2枚のSIMを国際ローミングで使い分けている。

通話とSMS:国際ローミング専用プリペイドSIM http://www.gosim.com/

データ:香港ハッチンソン3G国際プリペイドSIM(100ヶ国以上で約1米セント/KBで使用可能。SIMはEBayなどオンラインで米国から購入可能。)


いずれのSIMもオンラインでのチャージが可能(要クレジットカード)。

私は、(行き先によって例外はあるが)殆どの海外出張に2台の携帯を持ち歩く。一つはSIMが2枚入る携帯。これに国際ローミングSIMを常時挿入してある。現地SIMを手に入れることができた場合、SIMの抜き差しなしで2枚を使い分けた通話やSMSができる。もう一つは香港のSIMを常時挿入したスマートフォン。これをメールや検索に用いる。

安くないと思われるだろうが、現状ではベストの選択の一つだと自負している。但し、携帯端末購入を安く抑えるコツ(少なくとも、契約縛りによる携帯の割引と携帯単体の小売価格の違いの認識は必要。)やスマートフォンのハッキング技術、そして国別の携帯料金体系の知識などがある程度必要である。

国際ローミングSIMは、SIMによってどの国でどの程度安いのかが細かく違うので、これを踏まえた選択をしないと有利にならない。GOSIMは、私のよく訪れる国々の殆どで通話受信無料、通話送信1分あたり約40ー50セントとなっている(SMSは受信無料。送信16セント)。

メールや検索だけならば、3G付きキンドルをこの目的に使用できる場合がある。キンドルを用いたウェブの使用には別に通信料が発生しないからだ。私は、今後これを海外出張時の「香港SIM装着のスマートフォン」の代りにする予定である。


2010年11月7日日曜日

国際化のススメ(博士編)!?


近年、ワーキングプアの問題が深刻化している。これは、日本だけでなくアメリカや他の国々でも似たような状況が存在するようである。

最も心が痛んだのは博士のワーキングプア化。政府の大学院拡充政策によって生み出された博士号取得者の余剰と少子化や法人化を背景とした雇用機会縮小が主な原因。ポスドクの充実や非常勤講師雇用の見直しや支援など、対策が施されつつあるようだが、どれも未だ抜本的な解決には至っていないのが現状である。

ふと思うのだが、博士ならば「外へ打って出る」ことは考えないのであろうか。博士号取得者が足りない国は多くあると思う。一言でいうならば、「博士の国際化」である。

ネックは言語であろう。しかし、博士たるもの、英語でのプレゼン能力はそこそこ備えているのであろうし、たとえ少々訓練が必要でも一般人と比べるとこの「言語の壁」が低いだろうと考えることは正しくないのであろうか。現に、日本を含め、多くの国の(少なくとも)大学院レベルの講義や指導において、英語を用いてもよいとされている。

博士が余っている現状を踏まえて、必要な国へ「レンタル」する体制を政府レベルで整えれば、双方にとってとても有益な人道支援になるのではないか。

しかも、経済格差を考えた給料と引退後の生活保証を考えた年金の補填と語学教育の補充くらいですむ話ではないだろうか。

そうやって、外で機会を与えられた博士が国際会議や論文誌で成果を発表する。そして、実績を積んで一流の研究者や教育者へと育つ。これは、日本にとっても人的財産を増やすことになるのではないだろうか。


ベンチャー(その2):位置トラッカー


最近、GPS(殆どAGPS)付きの携帯が増えている。安全のため、子供にGPS付きの携帯を持たせて常にリアルタイムな位置確認ができるような配慮をする親が増えている。でも携帯ネットワークを利用したGPSトラッキングデバイスやGPS付き携帯ってそれなりの値段がするんですね。特に特定期間契約に縛られない携帯の購入の場合、150米ドルは下らないでしょう。それに携帯って常に身に付けるにはちょっと大きすぎるのでは。

こんなGPSトラッカー知りませんか。


1 50米ドル前後。

2 小型軽量。iPod Shuffleくらいかそれ以下。GPSユニットと通信ユニットがあるから無理?何とかならない?子供や痴呆症を伴う老人へ容易に装着可能であることが望ましいので(iPod Shuffleのクリップは非常に良い)。

3 GSM quadband+3G WCDMA2100 これで(とりあえず)全世界カバー。

4 SMSによる位置送信。及び、位置送信要求の受信。現状、データ通信は普及しきっていないが、SMSは携帯ネットのあるところであれば世界中どこでも使用可能。

5 SIMアンロック。

SIMはSMS使用可能であればOK。世界中で使用できれば尚よい。SMSのみの極めて特定目的かつ微小通信量なので、どこかのキャリアと特別な契約結べないかな(アマゾンがキンドルユーザ用に得た契約のような)。それがダメなら、適当なプリペイドSIMかな。


これってベンチャーになるかな?でも利益が出そうにないからNPOが適当なのでしょうか。

とりあえず、WMやAndroidなど、開発環境の整ったスマートフォン向けのアプリを作って無料配布から始めて、専用ハード(携帯)開発の模索でもしますか。使い古しの携帯の有効利用ってできないかな?

ってここまでいうと欲張りすぎでしょうか。




2010年11月3日水曜日

電話のない生活!?


さて、かねてから懸案のプロジェクトをいよいよ実行に移します。

それは。。。。

電話を切ること!!

えっ?生活に支障がでるのでは?
そんなに苦しいの?

いえいえ。
最近、便利なサービスが始まったので、それの有効活用です。

そのサービスとは、ずばりGoogle Voiceです。
これで割り当てられた電話番号(ちゃんとした地域割り当て番号ですよ)を自宅番号とすることで、電話契約を不要にしてしまおうという狙いです。このサービスの月使用料はありません。全米、カナダへの通話も無料です。国際通話のみわずかな料金が発生するだけです。

インターネット接続は?もちろん必要です。現在、Virgin Mobile Broadband2GoというプリペイドサービスをMiFi2200という機器で使っています。これで、携帯データ通信サービスをWiFiを通じてPCなどで共有できます。使用量無制限で月40米ドル(込み込み)です。

設備は以下のものを考えています。

1 iPod touch 4th generationを電話器として使う。
2 Virgin Mobile MiFiにWiFi接続してGoogle Voiceを使う。

ご存知のとおり、iPod touchは(種々、違いはありますが)基本的にiPhoneから電話機能を取り去ったものなので、iPhoneを使っているような感覚で通話できる(はず)。

また、MiFi自体、我が家のHotspotとして機能しているので、最終的に月40ドル(込み込み)で電話とインターネット接続が得られたことになる(はず)。

あと一点、重要なことがあります。それは緊急通話(110番119番の類。アメリカでは911)。Google Voiceは緊急通話サービスを提供しません。そこで、

3 携帯電話を常備しておきます。アメリカではSIMがなくても911だけは使えますので、現在使用可能機種であれば契約は必要ありません。

しかし、プリペイドSIM(t-mobileならば年40ドルに抑えられる)を入れておけば、MiFiがダメになったときのバックアップとしての役割が期待できます。

最後にコスト解析です。

本試み:
月使用料:40米ドル(携帯バックアップなし)から44米ドル(バックアップあり)
機器費用(税別):合計380米ドル
MiFi2200 150米ドル
iPod touch 4th generation 8GB 230米ドル

ローカル電話会社を通じた電話とインターネット接続(似たようなスピードのADSL):
電話:月27米ドル(込み込み)、但し長距離・国際通話は別料金
ADSL:月50米ドル(込み込み)


これらの結果、毎月およそ33-37米ドルくらいの節約になります。これならば機器費用の380米ドルは1年足らずで取り戻せます。

さらに、もう一つのおまけ。。。

MiFiってこれ自体が携帯の一種なのです。従って。。。

iPod touchと一緒に持ち出せば、iPod touchが携帯として使えるので~~す。iPhoneとほぼ同じ携帯電話の誕生です。さらに、旅行で空港やホテルのHotspot料金を気にする必要がなくなります。我が家は旅行や出張が多いので、これは助かります。

Virgin Mobile USAはSprintのMVNOなので、全米一、二を争うサービスエリアを持っています。残念ながら、国際ローミングには対応していません。しかし、データの国際ローミングは定額プランが出てきているといっても高いので、従来通り現地SIMで対応します。

というわけで、後はiPod touchの電話としての使い勝手がどうかという問題です。これは、注文したiPod touchが届いてからのお楽しみと言うことで、ご期待ください。今からとてもワクワクしています。

Kindle 3



キンドル3はとても重宝している。

WiFi Hotspotと携帯データ通信が追加料金なしで含まれている。そして、携帯データ通信は100ヶ国以上を網羅している(WCDMA/GSM)

なんとWWWブラウザ(機能限定ですが)もついてくる。これでメールチェックもOK。

読書中に音楽も聴けるし、音も悪くない。

それに、無料電子本もたくさんある。

「インク画面」は携帯電話やPCなどと比べて目が疲れにくい。この効果には感心した。

この189ドルは価値があると思う。アマゾンさん、本当にどうもありがとう。


更なる(わがままな)要望:
1 メモ程度がとれれば十分な簡単なテキストエディタが欲しい。
2 ブラウザでファイルダウンロードを許して欲しい。

こんなこといっていると、本来のEリーダから逸脱してしまいますね。

でも、Kindle 3って電子手帳(PIM)的な使い方にも適した構成だと感じました。そこで、あえてこの逸脱路線を進みますが、

3 PIM機能の充実
4 SkypeやGoogle Voiceのサポート(実はマイクは内臓済みだそうです!)

を加えたいと思います。これらがあると、多くの業務へはKindleだけを持ち歩けばOKってシナリオが出てきます。でも、ここまで付けると通信費を負担しなくてはいけなくなるのでしょうね。


ベンチャー!?


ここで幾度か綴ったようにこの大学でこれ以上の未来(昇進、研究、技術開発など)を望むことは難しい。


次は何?


まだ模索している段階ではあるが、ここで一発、起業を考えるのも手であると感じている今日この頃。


とりあえず今できることを挙げると:
1 次世代オンライン講義支援技術の開発とオンラインサービス
2 専門家の国際化教育
3 英語翻訳・編集支援技術とサービス
4 家計節約を目指した知識管理・共有(全員参加型)
5 教育費節約を目指した知識管理・共有(全員参加型)


社会貢献的ベンチャーばかり。NPOかな?それとも。。。

プロトタイプを作ってどこかのベンチャーキャピタルへプレゼンに行こうかな。

2010年10月30日土曜日

日米比較


通信や交通の発展の恩恵で国同士の距離が短くなったと言われる。先進国同士は相互理解が深い。知られていないことは殆どないなど。

はたして本当にそうだろうか。

日米関係はお互いに最重要相手国の認識があり、確かに官民両レベルでの交流は多い。でも、どのくらいアメリカ人は日本のことを分かっているのだろうか。逆に、どのくらい日本人はアメリカのことを分かっているのだろうか。

個人差もあるだろうが、以外な点が分かり合えていないと感じるのは私だけであろうか。最近、私は以下の事に対してこれを強く感じた。

*日米雇用意識の違い:正社員と派遣社員や契約社員の「格差」の源?

*賃貸の違い:日本でアパートを借りるのは難しい?

*日米大学教員雇用の違い


2010年9月23日木曜日

教授になって


9月からいよいよ教授になってしまった。
もうランクの昇進はない。

本当は准教授の段階で研究大学へ移りた
かったのだが、教授となった今ではとても
難しい。

さて、これからどうしよう。

この大学でやれることはやりつくした。

残るはベンチャーかな??


私のPC歴2

1990以降のPC歴です。

大きな転機がありました。それは、PCを会社(や大学)の経費で購入するということです。

メインのPCが会社や大学から供給されるので、新しいPCを個人の財源で購入することはなく、MacIIciが家に2001年までありました。

1990-1996 マックを主に使用
Mac IIci (1989自費購入、1993から68040 accelerator装着、2001電源が入らなくなり廃棄)
Mac II si
Mac Quadora
Power Book

仕事はSUNや日立のワークステーション
で行った。

1996-現在 PC互換機を主に使用。
自費購入は以下の3点のみ:
1. 1995-2001 Compaq Contura Aero -- DOS/Windows3.1, LINUX

2. 1995-2007 自作 Pentium PC(部品は頻繁にアップグレード。といってもPIIまで。2002以降は自宅や研究室のルータやWEBサーバとして余生(?)を送っていた。最後は、とある慈善団体へ寄付。)

3. 1995-2001 富士通のOASYS Pocket -- ワープロ、DOS emulation(これも、突然電源が入らなくなり廃棄した。)単三2本で動くOASYS Pocketは使い勝手が良かった(緊急電源補充は電池購入でOK)。思えばこのころからモバイル機能は大差ない:文書作成、スケジュール管理、メールなどをDOS上でPDSを活用して構成。移動中の出張報告作成など、よく活躍した。小型モデムを持ち歩いていたので、モバイルメールチェックにも対応。

2000以降:
PCは大学や研究費で購入するので、自費ではモバイル製品を買うことが多くなりました。(といっても、中古が多いです。)出張や旅行で活躍しています。

1. 2002-現在 Sharp Zaurus SL-C860(新品)

2. 2007-2009 Sharp W-ZERO 3 (SH003) 中古 息子に見事に破壊された;;

3. 2008-現在 Blackberry 8707g 中古 これも息子に半壊状態に追い込まれている;;

4. 2009-現在 Samsung Blackjack II 中古

5. 2010-現在 sci-phone i9 3g (a fake iphone) 新品 値段の割に結構使える。受信感度がiPhoneを上回る場合に遭遇したこともある。


2010年9月1日水曜日

MiFi2200のモバイル実験


所用ができたので、隣の町へドライブ。
このとき、先日購入したMiFi2200と
ラップトップ(ASUS eeePC)を持参。

家内と交代で運転したので、助手席に
座っている間、YouTubeのアニメ
(マスターキートン)を見ながら
のドライブになりました。

この間、メールチェックやスケジュール
チェックもやりました。

いや~~快適、快適。
運転中は速度が落ちるのでは?という
心配は取り越し苦労でした。

但し、ドライブコースは携帯ネットワーク
がよくカバーしている範囲だったという
ことを忘れてはいけない。

今度は少し田舎へドライブしたときに試してみたい。


古いPCのメディアセンター化


先に長い文を書いたので、こちらは短く。。。

LINUX distroを有効活用して古いPC(PIII 256MB RAM, 40GB HDD)
をメディアセンター化したい。ところが。。。

なかなか入れてスイッチON!ってワケにはいきません。

GeexBoxは完成度がいまひとつ。はあ~~

自分でカスタマイズするしかないか。



私のPC歴


10年前のPCをDVDプレーヤとデジタルTVとして
使用するDIYミニプロジェクトを遂行している。

そこで、ふと気になったのが「今まで所有、又は
深く使用したパソコンやPDAなど」のいわゆる
PC歴。思いつくままに述べるので、抜けている
ところがあるかもしれませんが、とりあえず。

期間 パソコン(*は自費購入)
1. 1978-9 ComKit -- BASIC

2. 1979-81 NEC PC8001(*) -- BASIC

3. 1981-9 PC8801mkII(*) -- BASIC, CP/M(PASCAL, FORTRAN, MASM, MBASIC)

4. 1986-9 Mac, Mac Plus -- System 3, 4

5. 1988-9 ATARI ST(*) -- TOS, MINIX

6. 1989-2001 Mac IIci(*) -- System 6, 7, MINIX

7. 1989-1996 IBM XT compatible "laptop"(*) -- MSDOS

8. 1989-present -- UNIX (SUN OS/Solaris, HP-UX, HI-UX, FreeBSD, LINUX)

となりました。ATARIはちょっと亜流ですが、後は日米2国間にまたがって(それなりに)最先端を追いかけていたといえるのでは!?

その後は? 次回のお楽しみということで。。。。


2010年8月31日火曜日

MiFi2200 3G WiFi router

噂を聞いてMiFi2200を買った。3Gブロードバンド接続をWiFiで複数の端末から共有できるという機器。私の目標は我が家のインターネット接続の改善。今回はVirgin Mobile USAのものを購入した。

Virgin Mobile USAはSprintのMVNOで、経営上はSprintの一部である。若者のユーザを主なマーケットと位置づけているためなのか、プリペイドが充実している。詳しくはこちらをどうぞ。

http://www.virginmobileusa.com/

Walmartという量販店チェーンが正規小売店になっているため、食料品や雑貨類の買い物と同時に購入することが可能。これはとても便利。

MiFi2200が149.99USD(+tax)

さらに40ドル分のチャージカードを購入。合計189.99(+tax)となった。

アクティベーションはとても簡単。初期設定のSSIDでWiFi接続して、WebでMiFi2200へアクセス。後は指示に従って進めばOK。チャージも含めて、開封からインターネットが使用できるようになるまで5分あれば十分。

40ドルのチャージで1ヶ月間ネット接続無制限。さらに、クレジットが無くなってから365日経つまでに次のチャージをすることでアカウントの維持が可能。(もちろん、クレジット無の状態ではインターネットの使用は不可能。)

スピードは値段を考えると悪くない。現在使用中のDSLが256Kb/128KbでTAXなど全て含めて1ヶ月27ドル。

それに対して、Virgin Mobile USAのネット無制限接続は3.1Mb/1.8Mb(EVDO Rev Aの規格)
で40ドル。但し、スピードに制限がかけられていて、最大1.4Mb/0.8Mbくらいになるらしい。

speedtest.netで調べてみたところ、接続先によって差はあれども、1.2Mb/0.7Mbという結果が多く見られた。また、YouTubeで動画を受信した際に計測してみてもダウンロードで1.25Mb出ていた。

我が家は長期間の旅行があるので、月契約のネット接続は意外に無駄が多い。例えば、夏に
2ヶ月程帰省する際、月契約であれば使用の有無に関わらず料金を支払う必要があるが、このプリペイドによるものであればそれがない。

サービスエリア内という制約があるが、原理的にはどこへでも持ち運びが可能というのも魅力。例えば、家族でドライブ旅行やキャンプへ出かけた際に、ネット接続を簡単に持ち出せる。Sprintのネットワーク範囲は全米1、2位を争っているので、実用性が期待できる。空港やスタバで使用すれば、hotspot接続料金の節約となる。

4Gサービスも出現したので、数年後に100Mbクラスのスピードでの実用が見えてきた。同様又はそれ以上の格安プリペイド料金による4G接続へ期待を寄せたい。


2010年8月25日水曜日

日本のプリペイドSIMについて(第2報)

以前に書いた以下の記事へのフォローアップです。

http://dri-hitorigoto.blogspot.com/2010/01/sim_23.html

一つ見落としていたことがありました。
それは、法律に関すること。
電気通信事業法と電波法。詳しくは以下の記事を読んでください。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/mobile_catchup/20100128_345410.html

そうですね、輸入された高速モデムに関する議論は記憶にあります。
おっしゃる通り、海外の携帯を国内で(国内のSIMを挿して)使う
には、この法的問題を解決する必要がありますね。そして、残念
ながら、これは個人で解決できる話ではありません。

ローミングによる「海外SIM」装着の携帯は特例として認められている。
但し、何か問題があれば、通信事業者はその携帯のネットワークへの
アクセスを拒否できるし、「海外SIM」提供元の通信事業者に関して
問題解決を要請できる。そして、その結果、原因となったユーザに何らか
の「お達し」が下ることになるのであろう。

でも、一つ疑問が残る。ソフトバンクの国内SIMレンタルによる
海外携帯の使用はどうなるの?ソフトバンクが「いいよ」といって
いるのでOKなのでしょうか?

http://www.softbank-rental.jp/inbound/phones/sim3g.php

でも、同社のプリペイドSIMを「他社携帯」(私の場合は海外携帯)に
挿して使用することは認めていません。なぜ?
レンタルSIMの場合も、プリペイドSIMの場合も同じ
ソフトバンクのネットワークにアクセスするのですが。。。

b-mobileのプリペイドデータSIMも海外端末(携帯や通信カード)に
装着されることを想定した製品。これって、b-mobileの会社組織と
しての「先見の目」なのでしょうか。(追伸:でも、販売網をもっと
強化してほしい。短期帰国に便利な1ヶ月SIMが通販のみにて入手可能
というのは不便極まる。せめて国際空港や主要JR駅での販売を。)

SIMアンロック端末の議論も進み、ドコモが近いうちにアンロックへ
踏み切る予定とのこと。「端末とキャリア(SIM)の分離独立」の
日が近づいていると信じたい。

これがダメでも、せめて短期滞在者の携帯使用の必要性や便利性を
もっと認識してほしい(最低プリペイドSIMの現状打破)。

2010年6月2日水曜日

携帯をメディアプレイヤーとして使用

ちょっと時間ができたので、自分の携帯電話をメディアプレーヤーとして用いようと画策してみた。以外に使えそうなので、簡単にご報告を。

携帯電話:SAMSUNG SGH-i617 (Blackjack II)
OS: Windows Mobile 6.1 (Windows CE 5.2) standard edition (for non-touch screen smartphone)

使用したプレーヤーソフトはmplayerのWindows Mobileへの移植版です。インストールは単純なファイルコピー。実行は、ファイルエクスプローラから実行ファイルを直接叩くことで起動。とても原始的です。メディアファイルと共に拡張メモリカード(MicroSD SDHC 8GB)上に入れました。

音楽はCDからMP3に変換したものが快適に聴けます。とりあえず、21枚のCDを変換しました。

映画は解像度とフレーム数を携帯電話用に落としたものを用いないと厳しいです。そして、この作業は結構面倒です。とりあえず、昔、Zaurus用に加工したものを6本入れました。

これらを拡張メモリカードに入れて、プレーヤーを起動、映画をフルチャージ状態からバッテリーがなくなるまで再生し続けました。

なんと!7時間強の連続再生です。これは太平洋便や大西洋便にも使えそうです。音楽ならばもう少し長く聴けそうです。

3ドルでアダプターを購入し、標準ステレオイヤフォンを接続して使用します。フライトで使用することを主な前提としているので、通話受信は考えていません(即ち、通話モードOFFが前提)。

使い勝手を向上させるために、スタートメニューへのショートカットの追加が必要なのですが、まだやっていません(WM6.1 standard editionのそれは意外に面倒。これくらいきっちりと用意してくれないものですかね、マイクロソフトさん。)。ま、退屈なフライトでの使用なので、多少煩雑な手続きは「問題なし」としましょう。

あと、TVシリーズものや音楽を楽しむのに、プレイリストの準備は必須ですね。一曲(話)毎のプレーヤーの操作はたまったものではありません。mplayerのプレイリストはテキストファイル上に再生するメディアファイルパスのリストを入れるだけなので、簡単に作成できます。でも、映画の場合、音声の選択やサブタイトルなどの設定はどうやって入れるの?今後の(小さな)課題としましょう。

2010年6月1日火曜日

アメリカの携帯事情

アメリカの携帯事情を少し。

まず、GSM/W-CDMAのキャリアですがAT&TとT-mobileの2社です。もちろん、彼らに「相乗り」している業者はあります(いずれも特定地域限定)。CDMAはVerizon, Sprint-Nextelが大手で、それらに「相乗り」している業者があります。シェアは拮抗しています。

販売方法は基本的に日本と似ています。即ち、「機器抱き合わせ」、「(最低2年)契約縛り」商法。契約内容は日本の方がマシ、プリペイドはアメリカが少しマシといった感じでしょうか。

数週間から数ヶ月滞在の人にとって、プリペイドはとても便利。通話のみの使用であれば、各社からお手軽なパッケージが出ています。スーパなどでも購入可能です。

しかし、データ通信はとても限られます。簡単なチャージ式プリペイドでは恐らくAT&T PAYG (Pay As You Go)のみではないでしょうか。1ヶ月有効のパッケージを購入することになります:100MB -- 約20USD, 1MB -- 約5USD。

最近は種々のプランを月極、前払いという形で契約できるサービスもあります。これは店頭での交渉を必要としますので、英語力が必要となります。クレジットチェックは不要です。これを使えば、ある程度カスタマイズされた契約が可能になります。しかし、最低1ヶ月の滞在でないと使う価値が低いです。


気になるプリペイドプランにT-mobile Sidekick Prepaid Planがあります。メールやデータなどは、1米ドルで一日使い放題。通話は1分15セントです。iPhone (unlocked)でこれが使えるという触れ込みでこのプリペイドSIMがeBayで販売されているのを見たことがあります。しかし、T-mobileのサイトや代理店などで、このPlan用のSIMのみを販売してくれるかどうかは分かっていません。

(追記)この一日1米ドルですが、「毎日1米ドル」チャージされるそうです。従って、1ヶ月で約30米ドルの携帯データ通信費となります。それでも、iPhoneなどには有用なのでしょうか?

2010年5月31日月曜日

b-mobile SIM

日本通信から最近発売されたb-mobile SIMはとても魅力的。

チャージ式で、複雑な契約やそれに伴う「縛り」が一切ない。

そして。。。SIMのみの販売。これはとてもいい。お値段もお手軽です。日本に数週間から数ヶ月滞在する時など、お手軽なインターネットアクセスに使える。

不満はスピード。携帯やPDAからのアクセスは支障がないと思うが、PCからのアクセスにはちょっと力不足かも。。。300-400KB/sec

とはいっても、メールを読むくらいなら問題ないでしょう。Skypeがスムースに使えれば、コストパフォーマンスが更に向上するのですが、ちょっと難しいとのこと。

いずれにせよ、試す価値あり。

http://www.bmobile.ne.jp/sim/detail.html

海外からの渡航者にとっては販売網に難あり。主な国際空港や最寄りのコンビニなどで販売してくれると便利なのですが。今後の発展と営業努力に期待しましょう。

最後に:
従来の「機器抱き合わせ商法」を改善するための第一歩?これを言うには、ちょっと早すぎるでしょうか。

2010年5月30日日曜日

格安旅行用ITガジェット

夏が近くなりました。が、ここの天気は「ようやく春??」という実感しか与えてくれません。日めくりは進んでいます。実感の有無は関係なく準備を進めねば。。。。

今回はITガジェットについてのひとりごとです。

職業柄、出張が多いのですが、低予算の都合上ビジネスクラスのフライトやタクシーの多用は厳しい環境に身を置いています。従って、フライトはエコノミークラスを、現地では「歩けるところは歩く」を前提にした旅行になります。但し、現地での活動は「それなりの機能」を要求します。書類は出張の有無に関わらず追いかけてしますし、メールのやりとりは最低必要機能です。海外出張の場合、携帯電話も課題の一つです。

要求仕様としては、細かいことを挙げればキリがありませんが、基本的には以下のようになります:

1 なるべく小型かつ軽量
2 なるべく低価格
3 ある程度「使いやすい」こと
4 故障が少ない(ない)こと


私はこんなものを使っています。

1 ネットブック ASUS PC900HA
低価格、小型・軽量、十分なディスク容量。価格面では1年の使用で元がとれる計算が成り立ちます。でも、既にそれ以上使っている^^;

2 ウォークマンUSBメモリスティック
音楽でリフレッシュ。車の多い道を歩くときの疲れを軽減!?ファイル交換用メモリスティックとしても活躍。

3 スマートフォン
アンロック必須。現地SIMと格安国際ローミングSIMの併用。WiFi Hotspotのないところでは、データ通信を使ってメールチェックできます。壊したりなくしたりする可能性がとても高いので、中古で高機能なものを狙います。現在はSumsung SGH-i617 (WM6.1) Blackjack IIがメインの携帯。70米ドルで購入。場合によって、中国製のニセiPhoneも重宝(SIMが2枚入る)。これは60米ドルです。この頃は両方持っていきます:Blackjack IIが香港のSIMを用いたデータ専用。映画再生もPCへのモデム接続もOKなので重宝しています。ニセiPhoneは通話専用:現地SIMと国際ローミングSIMを便利に使い分けます。

2010年5月8日土曜日

外国にいて想うこと

自国にいる両親とのコミュニケーション。。。

私の両親は、「前インターネット」世代。
当然、手紙や電話を想定しています。

一方、私は。。。
四六時中パソコンを片手にしています。
仕事はもちろん、映画や音楽なども。

最近、余暇に無気力になることが多いため、
両親への手紙もご無沙汰です。
さぞかしご立腹のことでしょう。

電子メールが使えれば。。。。

違う国で暮らして、特にそれを感じます。

異常気象!?

春、真っ只中!

のはずなのですが。。。。

雪!!!!

そして、例年の今頃は満開のはずである桜の花が。。。

今年の天気は変です。

2010年4月11日日曜日

近況報告2

先日、次期学科長候補として演説を行った。
公約は「現代化」と「多様化」。
近年の目紛るしい学会や業界の移り変わりに
対処するために必要な変化。

でも、演説を行いながら感じたことは、
ここではこれら移り変わりに「無縁」との
立場をとる同僚たちの無関心さ。恐らく、
学科長に選ばれることはないであろう。

いづれにせよ、この「変化」を受け入れない
と未来はない。

出来る限りの布石は打った。来年の選択肢は
1 学科長として改革に乗り出す
2 他学部への転籍
3 他大学/他国への移動
の3つ。いずれも近いうちに答えが出る。

「現状」の継続だけは是非避けたい。

2010年3月31日水曜日

近況報告

最近、無気力状態に陥ることが多い。
何とかせねば。

とりあえず、教授昇進が確定。
もしここに残れば、
「教授」ということになる。

でも、あまり実感はない。
と言うより、あまり価値を
見出すことが出来ない。

何とかせねば。

2010年3月3日水曜日

研究と教育

「研究」と「教育」って個々独立したもの?それとも、深い相互関係があるもの?


私は、個人的には、常に後者の立場をとります。大学教育を考えた場合には、特にこの立場を強く主張します。ここでは、「大学教育」に限った話としておきましょう。


「教育」は一般的に、「講義」、「実験」と「その他の活動」に分けられます。そして、その中で「講義」が一番重要であるとの主張が大勢を占めます。


なるほどその通りです。「講義」は重要ですし、大学教員として質の高い「講義」を行うことはとても重要な仕事です。


ここで「研究」ついて一言。明らかに、これは大学教員にとって重要な仕事です。ちなみに世間では「大学教員=研究者」の立場をとる場合がとても多い。これは、その教員の知見を研究を通じて高め、更に(ここが重要です)これを教育に反映することが任務とされているからです。


ところが、アメリカの大学では「大学教員=教師」という立場をとる方が多いです。間違ってはいませんが、このような「勘違い」をされている方が多いことに驚き、とまどい、そしてがっかりさせられます。「研究」を「教育」を別物と考え、あろうことか「良い講義準備とは良い教科書を見つけてそれにそって準備すること」という答えが悪びれることなく返ってきます。特に教育大学と呼ばれる当校ではこの主張が主流です。


前者の立場を強く主張する私にとって、これはちょっと受け入れがたいものです。一言でいうと「大学教員としてのキャリア開発」を誤ったということです。ごもっとも。では「間違いの修正」は可能でしょうか。はっきり言います。ここまでくると、とても難しいです。

道がないわけではありませんが、不可能に近いくらい難しいです。

分野や国によって事情は違うでしょうが、もしあなたが「アメリカの大学教員」を目指すならば、この辺の知識は十分に身に付けた上で目指すことをお勧めします。

2010年2月13日土曜日

大学の質3:質の向上

大学の質って、どうやって向上するのでしょうか?

いい大学はよりよく、
そうでない大学はそこに甘んじる。
というのが原則なのでしょうか。

実際、私の所属する大学の「重鎮」方
は「研究」と「教育」を別物とお考えの
ようです。当然、私は真っ向から反対
の立場。

ま、そのようなことはさておき。

どの大学も「始まり」があるはず。
そして、その「始まり」から大学の
質が決定していたとは考えにくい。

一部例外もありますが。。。。
例:ロカフェラーの後押しで開校
したシカゴ大学。

大学の開校からの歩み、即ち「過程」、
から何か答えが導き出せないだろうか。
一度では書ききれないので、これから
少しづつ。

一つ言える事。それは、「大学の質の
改革は、トップの強力なリーダシップに
よってのみ可能である」ということ。

どういうこと?

それはトップの強力なリーダシップ無し
では、その下にどんなに優秀な教員や
学生がいたとしても「大学の質」は大きく
改善されないということ。

アメリカの場合、非常に難しい話ではあるが、
一つ例外がある。

それは、ある教員が大学の予算の10%以上
に相当するような大きな資金を集めたプロジェクト
を立ち上げた場合。

え、「資本主義」そのものではないですかって?

勿論。アメリカの大学は資本主義で成り立って
います。即ち「教育」というビジネスです。

ふ~~~む。ビジネスの改善・改革として「大学
の質」を上げることは可能だろうか?これも
面白い話。

でも、単純に「ビジネス」として割り切って考える
ことは大変危険である。また、適切でないと思う。

「学会」という認識を崩さず、その中にうまく
「ビジネス改革」の要素を取り入れられるのか。

この辺りについても、折を見て語りたい。

大学の質2:呪いの連鎖

あまり書きたくはありませんが、、、

大学の質の話の続きです。

「機会」に恵まれない大学とは?
答えは簡単。最先端の研究や開発
に触れる機会の少ない(又は皆無の)大学
を指す。

では「呪いの連鎖」を。。。

研究や開発の乏しい大学でも
大学は大学。それなりの場は
用意しなければ成り立たない。
卒論(プロジェクト?)や修士
論文などは必須になっています。
ではどのように用意されるのか?

まず、学生や教員の個人主導的な
研究や開発が中心となる。それは
それでいい。組織的な研究でも
個人的な研究でも研究は研究です。

でも、そこで話が終わる人は1.5流以下。
実はここからが重要。

個人的な研究(開発)は質のばらつきが
大きい。更に、個人的な研究は粒の小さな
ものにならざるを得ない。これは、大学という
組織の観点からみると、「機会」に恵まれた
いい大学と決定的・絶対的な質の違いと
なって現れる。

更に、「教育」を絡めると、、、、
研究(開発)で名を売れない大学は、
いつでもどこでも「教育」で名を売ろう
とする。「うちの大学は教育では負けません。」
という。ふ~~む。果たして本当にそうなのか?

私の個人的見解では、「負け惜しみ」
に過ぎない。大学という場は、これ以上、上(後)
のない教育機関の最高峰(?)です。
この場で研究がない(弱い)ということは、学問
の最前線に参加していませんよと言っている
のと同じ。こんな状態で学生は「いい教育」
を受けれるのか。大きな疑問である。(無論、
個人的な例外は多々ある。)

大学教育とは「いい研究に参加する場・機会」の
度合いで決まると私は強く思う。

「呪いの連鎖」はここから始まる。

研究がない。即ち、研究基金や寄付の獲得は
難しい・不可能。

では大学の運営は?授業料収入と政府からの
補助金のみ。

アメリカの授業料収入は単位数に比例するから、
研究基金や寄付の少ない大学では、当然のごとく
教員一人当たりの担当単位数(即ち授業時間数)が
増える。

授業時間数が増えるということは、研究時間が減る。
一日24時間、一週間7日は皆同じ条件ですから、
これは当然。

研究時間が減るということは、研究基金や寄付の
獲得可能性が(大きく)下がるということ。

更に、授業時間が多い程、授業・講義の準備を
しなければいけない。これはとても時間のかかる
作業です(真面目にやればの話ですが)。

しかし、研究の機会に飢えた教員が、どのように
「質のいい」、即ち「最前線の」、授業・講義の準備
を行えるのでしょうか。

はっきり言います。無理です。

では現実は??

その辺で適当に(教員にしてみれば一生懸命でしょうが)
教科書を見つけて、それに沿って授業・講義を進める。
ま、1・2回生レベルの講義はいいでしょう。でも、それ以上
の専門性の高い授業でそれはちょっと。。。
と思うのは私だけでしょうか。

これは、私の現在所属する大学の悲しい現実。
しかも、「どの教科書がいいか。」が
カリキュラム委員会などでの課題。
「何が、ある分野での最前線か?」
ではないのです。

このように、中学や高校の延長としてのみの
「大学の授業・講義」が出来上がります。そして、
このような授業や講義を経て大学を卒業した学生
が世の中に出て行きます。これらの学生が
分野の最前線で貢献・活躍する可能性は?
また、この「程度」の教育の価値は?

機会に乏しい教員は、最前線からどんどんと
離れていきます。彼らの存在ってなんでしょう?

このおぞましい「呪いの連鎖」の真ん中に、私は
身を置いています。そして、今書いたようなことを
考えています。そして、とても強く思います。
「他に移らないと研究者としての未来はない。」と。

2010年2月8日月曜日

2月の週末

インドから戻って超多忙状態が続いている。
遂に週末まで追いかけてきた。

今週末:急に学会運営委員会開催が判明。
メールのやり取りの中である件について提案
を行ったため、「聞いてないぞ」と言って断る
ことはできない立場。金曜の午後から日曜の
午後までテキサスへ出張:(

来週末:シアトルでラテン系の中高生を対象
としたイベント(会議)で、研究紹介をすることに。
更に、土曜日は子供の通う日本語補習校へ
領事館から視察に。

来来週末:日本語補習校の最後の日。児童数
減少のため、補習校は休校へ。この日が卒業式
と終業式となります。

何とか睡眠時間は死守せねば。。。

2010年2月1日月曜日

大学の質

大学の質の違いは何によって決まるのか?

設備?教員?学生?

僕は「運営と組織」が一番大切だと思う。

学生にせよ、教員にせよ、種々の機会が
彼らを伸ばす・育てる。逆に機会が乏しければ
どんなにいい学生や教員も宝の持ち腐れ状態
となる。

「機会」って?

いろいろあるけど、実社会との協調・繋がりから
持ってくるベンチャーと、未来を見据えた大規模研究
組織が重要かな?

いずれにせよ、人間の活動には金がかかる。
大学での「機会」も例外ではない。
「運営と組織」のしっかりした大学は、「お金」を
「組織」ぐるみでしっかりと取る。そして、それをうまく
「運営」して、最高の「機会」を創る。そこに、いい学生と
教員がいる。そして、彼らがいい研究結果を生み出す。
この流れの中で、いい人がたくさん、しかも続けて育つ。
その人たちが、いい「結果」を生み出すことで
社会貢献を果たす。これら貢献に対して、社会が
寄付などを通じて喜んで大学を支援する。大学は
これを利用して更にいい「機会」を創る。う~~ん、
なんという素晴らしい回帰でしょうか。

では大学での教育について。

上記の流れで、いい研究成果の要点を纏めることで
講義の教材ができる。学生は、生きた最前線知識を
学べる。モーティベーションが上がる。目標ができる。
研究に直接参加する「教育機会」が与えられる。そして、
いい学生が育つ。

では、「運営と組織」がなっていない大学は??
はは、言いたくないけど、今所属している大学
の状態は「最悪」にちかい。この「呪いの連鎖」
はまたの機会に。

私は数年前の研究休暇を、私の専門分野で
全米一の大学で教員として過ごした。本当は
戻りたくなかったけど。。。

戻ってきてからのギャップ、カルチャーショック
は、はっきり言って今も完全に克服していない。

とにかく大学を移らないと、これ以上の自分の
研究者としての確立はない。ここにいれば、
あとは老後に備えながら、引退を待つのみ。

今年を、僕の「研究者人生の大きな岐路」と
位置づけています。

今年の運勢?

インドでのNSFワークショップは実り多いものだった。

2つのワークショップの企画が通った。
1つはインフラ保障(Infrastructure Assurance),
もう一つはFaculty and Staff of Color Conference.

二つとも成功させたい。

でも、とんでもなく忙しくなりそう。。。。。

追伸 ある大学への応募で一次審査を通ったみたい。
    「春よこい!」 さくらの満開に合わせて笑顔満開でいたいものです。

2010年1月23日土曜日

2010年の予定

さて、今年の予定は??

6月中旬 盛岡(岩手)で国際ワークショップ

提案書が通ればの話ですが。
国際交流とある2国間国際研究プロジェクト絡みなので
通してほしい!!!

6月28日から7月28日まで、ロシアで計算機言語学の応用プロジェクト

8月中旬 新しい大学へ

???もし何処かで雇ってくれればの話ですが。。。

雇って下さいぁぁぁぁぁい!!!!

ヨーロッパとカナダの国際学会どうしようかな。
しんどいからパス??
許してくれるかなぁ。。。。

これらの日付を調べてみると。。。
ありゃ、両方ともロシアのプロジェクトの期間
だ。参加不可能ですね^^;

日本のプリペイドSIMについて

インドからの帰り、日本に数日滞在したときのこと。
「ちょっと電話を。」と思い、公衆電話を探す。
最近は、携帯電話の普及もあって公衆電話の
数が減っている。以前は銀行やタバコ屋など
に必ずあった。

プリペイドSIMを買って、手持ちのBJ2(SGH-617i)に
入れて使おうと思った。ところが。。。

私「プリペイドSIM」がほしいのですが。」
店員「はい。プリペイド携帯は以下のものがあります。。。」
私「SIMだけ分けて頂けないでしょうか。電話機はここにあるので。」
店員「それは、動作を保障しかねますので、SIMだけの契約
    は当社の携帯電話のみ受け承れます。」
私「これはSIMフリーですし、日本の貴社3Gの周波数、変調もカバーしています。」
店員「保障しかねますので。。。」


結局、必要に迫られ、プリペイドSIMを携帯電話と共に購入。
その直後、私の電話機にSIMを差し替えて使用。問題はまったくなし。


ま、5000円弱のことなので、たいした額ではない。
しか~~~し、無駄は無駄である。


メールの機能が違うから、指定の電話機でなければとあるウェブに乗っていた。
しか~~~し、そんなことはまったくない!!MMSの設定でOK。
(ちょこっと、レジストリをいじる必要はありましたが。でも、これも初歩的な技術。)


インターネット(データ通信)は?え?どこ?  ないの???


SIM、MMS、全て基本的な携帯電話の機能ではないですか!!


では「保障の対象」とは??
私にとっては意味不明。恐らく、カスタマーサービスに関することなのであろうが。


日本って、痩せても枯れても、(まだ)アメリカに次ぐ経済大国のはず。
(そろそろ中国に抜かれると思うけど。)


日本の非永住・滞在外国人の数も多いはず。従って、プリペイドSIMの需要も
それなりに大きいはず。しか~~~し。。。。

言葉が続かない。

この発展途上国並(それ以下?)の携帯事情。


え?セキュリティ?テロ対策?SIMのIDと個人情報の突合せ問題でしょ。
「電話機抱き合わせ販売」のセキュリティへの貢献などどこにあるのでしょう。
はっきり言い切ります。ありません!!!


唯一考えられる理由。キャリア(携帯会社)の(自分勝手な)収益都合だけ。
そりゃ、彼らの収益は大事ですよ。でも、ユーザをネットへアクセスさせて
からの(アプリによる)収益の方が「アクセスそのもの(通信)」のそれより
ポテンシャルが(むちゃくちゃ)高いでしょ!?


え?アプリに対処する力がない??はは、こりゃ駄目だ。


携帯電話のグローバル化。是非推進の程を。

2010年1月19日火曜日

外部研究基金について

インドでは「基盤構造セキュリティに関する米印共同研究」
についてのワークショップへ招待参加した。

ここで、研究基金の話になるのは当然の成り行き。

残念ながら、アメリカの研究基金の状況は芳しくない。
昨今の景気低下の煽りで、NSFをはじめ、研究予算
が縮小されることは避けられない。

一方、インドは、IT立国を目指すにあたってそれなり
の潤滑な研究基金が確保されているようである。
うらやましい限り。

日本は?EUは?多少の差はあれど、状況はアメリカ
と似たようなものではないだろうか。

いずれにせよ、いままでの政府予算に頼った研究基金
の獲得モデルに加えて、新たな基金獲得モデルを
構築する必要に迫られるのではないかと予想している。

理想を言えば、自立的な研究基金の設立。例えば、
地域へのコンサルティングサービスと引き換えた
研究基金への寄付募集。又は、あるコンサルティング
ファーム(ノンプロフィット?)を窓口として設立し、
そこを通じた研究基金としてのフィー徴収など。

言わば、教授の積極的なビジネスへの参加?

インドについて

一昨日、インドのバンガロールから戻った。

彼らの発展は目を見張るものがある。空港、町並みの整備など、
表面的なものもそうだが、ここでは彼らの大学教育について
簡単に述べたい。

現在、インドでは国を挙げて、IT立国を目指している。
まず、IT省がインド政府に設けられている。これは
アメリカでも日本でも成されていない。

そして、最先端技術の研究開発。産学官が正に三位一体と
なって取り組んでいる。特にセキュリティへの取り組み。
技術開発、法整備、教育、どれを取っても進んでいる。

教育に関しては、今まで、インドの優秀な学生はアメリカ
などに来て大学院教育を受けることがエリートコースを
成していた。しかし、インドでの大学院教育の充実に
伴い、近年2-3年以内に40%のインド人大学院
留学生がアメリカから消えると予想されている。

事実、大学(Indian Institute of Science in Bangalore)
を見学して、その充実した設備を見て驚いた。アメリカ
などの先進国のそれと比べて何ら遜色はない。むしろ、
研究設備、セミナー施設、学内多国籍レストランなど
優れている点も数多く見受けられた。

現在、アメリカの大学院教育は多くの留学生をもって
成されている。ここから、40%のインド人学生が消える。
恐らく、中国もこれに続くことだろうし、その時もすぐそこ
まで来ているように思われる。

今後、アメリカの大学院教育がどうなるのか。今、真剣
に考える時期ではないだろうか。

2010年1月3日日曜日

データSIMについて

最近、携帯でインターネットをやる人が多くなったのでは。

私の場合、流行と関係なく、インターネット利用が中心。
音声通話は本当に少し(年通算20分あるかな?)。

普段は大学や家でWiFiや有線接続。携帯に頼る必要なし。

出張先(企業、大学、国際会議会場のホテルなど)にもWiFi
がある場合が多い。宿泊ホテルも極力無料WiFi付を選ぶ。

残るは移動中や、たまにあるレストランでの会合など。
ここで携帯によるインターネットが機能する。

問題はSIM。データオプション付の月契約は結構高い。
(一番安いBBデータ専用契約で基本料月35ドル+手数料など15%上乗せ)


私の解決方法は?

米国内:AT&T Prepaid SIM
その他:Hutchinson 3G International Roaming Prepaid SIM

AT&Tはデータパッケージを購入すると1MBが5ドル、100MBが20ドルとなる。有効期間は1ヶ月(期間内継続入で残ったMBは繰越)。

Hutchinsonの場合、0.11HKD(about 0.013USD)/KBで世界中OK。
香港の場合、上限が設定されているので、青天井でリーズナブルな定額となる。(最低6ヶ月に一回、最低100HKDの補充で永続可能。もちろん残高繰越。)SMSの場合、受信は世界どこでも無料。送信は3.5HKD/SMS(香港以外)、0.2HKD/SMS(香港)。

利点はプリペイド。
「必要なときに必要な分のみ支払う」原則。

メールとカレンダーの利用のみであれば、
年100-150米ドルあればかなり余裕の予算。

地図(GPS連動のナビなど)やYouTubeなどはちょっと高くつくので注意が必要。

その他、現地SIMのデータがお得なことが多い。
但し、「現地でSIMを購入できるか?」が問題となる。

最後に、プリペイドSIMはチャージの額に「おまけ」がつくことが多い。例えば、AT&Tの場合、100米ドル入れると10ドル分余分に加算されて、一年の有効期間。Hutchinsonの場合、300HKD入れると100HKD余分に加算される(6ヶ月の有効期間)。結構バカにできない。

携帯電話について

新年明けましておめでとうございます。
2010年はどのような年になるのでしょうね。

さて、携帯電話についてですが。。。

iPhoneがはやってますね。でも、個人的にはちょっと...
なぜって?

一言、「高すぎる!!」
AT&Tなどで、値段が下がってるって言う人が沢山いるでしょうが、
それは「おおきな勘違い」

だって、2年間の契約で縛られたうえに、月30ドルのデータオプションが
必要とのこと。その上に電話機代として数百ドル。そして、種々の手数料
や税金など、月々の支払い額の15%くらい上乗せ。

月々の基本料金が40ドル(一番安いのがこのくらい)、それにデータの
30ドルで70ドル。それが2年だがら24を掛けて、1680ドル。さらに15%
上乗せで1932ドル。それに電話機代を合わせて、ざっと2500ドルくらい。

私の場合、携帯電話は出張時にしか使わない。さらに、私の場合、海外出張
がとても多い。即ちローミングのケース。これは高い。

コストを抑える方法?あります。
それは、プリペイドSIMをうまく利用すること。
現地調達SIMと国際ローミングSIMの併用です。いろいろとうまくやると、
年に最大150ドルくらい(2年で300ドルくらい)で携帯電話の通信料金は賄えます。
(このへんの詳しい話はまたの機会に)

携帯電話機は?これがくせもの。
複数のSIMを用いるので、アンロックでないとだめ。
そして、「アンロックの機体は高い」が常識。

どうする?
eBayなどのオークションをうまく活用する。それで、機体の値段は100ドル前後が
めど。

日本で使用するためには3G/WCDMAは必須。でも、これを求めると
機体の値段が高くなる。そこは、マーケットや機体の知識でカバー。

ちなみに、私は
SAMSUNG SGH-i617 (Blackjack II)を90ドル(送料など全て込みの値段)
Blackberry 8707g(日本やヨーロッパでは3G可能)110ドル(同上)
で購入。全てアンロックです。

いずれも、いわゆるスマートフォンです。
メール、スケジュール、ウェブなどは全てOK。
iPhoneに劣るのは、マルチメディア、WiFi、カメラ機能、GPSくらい??
(SGH-i617はWiFi以外の上記機能は全てOK)

違いは??
まず、値段。2年間で2500ドルと400ドルの差。
もちろん、使用頻度や内容が大きく違うので
少し乱暴な比べ方ですが、この違いは大きいのでは?

え?使い心地の違い?
BBもBJもカスタマイズ次第!
もちろん、「それなりの努力と技術力」は必要。
それは2年で2000ドルの価値あり!?

え?カスタマサポート?
どのくらい恩恵を受けてます?
個人的には「ほぼ皆無」です。