2010年2月1日月曜日

大学の質

大学の質の違いは何によって決まるのか?

設備?教員?学生?

僕は「運営と組織」が一番大切だと思う。

学生にせよ、教員にせよ、種々の機会が
彼らを伸ばす・育てる。逆に機会が乏しければ
どんなにいい学生や教員も宝の持ち腐れ状態
となる。

「機会」って?

いろいろあるけど、実社会との協調・繋がりから
持ってくるベンチャーと、未来を見据えた大規模研究
組織が重要かな?

いずれにせよ、人間の活動には金がかかる。
大学での「機会」も例外ではない。
「運営と組織」のしっかりした大学は、「お金」を
「組織」ぐるみでしっかりと取る。そして、それをうまく
「運営」して、最高の「機会」を創る。そこに、いい学生と
教員がいる。そして、彼らがいい研究結果を生み出す。
この流れの中で、いい人がたくさん、しかも続けて育つ。
その人たちが、いい「結果」を生み出すことで
社会貢献を果たす。これら貢献に対して、社会が
寄付などを通じて喜んで大学を支援する。大学は
これを利用して更にいい「機会」を創る。う~~ん、
なんという素晴らしい回帰でしょうか。

では大学での教育について。

上記の流れで、いい研究成果の要点を纏めることで
講義の教材ができる。学生は、生きた最前線知識を
学べる。モーティベーションが上がる。目標ができる。
研究に直接参加する「教育機会」が与えられる。そして、
いい学生が育つ。

では、「運営と組織」がなっていない大学は??
はは、言いたくないけど、今所属している大学
の状態は「最悪」にちかい。この「呪いの連鎖」
はまたの機会に。

私は数年前の研究休暇を、私の専門分野で
全米一の大学で教員として過ごした。本当は
戻りたくなかったけど。。。

戻ってきてからのギャップ、カルチャーショック
は、はっきり言って今も完全に克服していない。

とにかく大学を移らないと、これ以上の自分の
研究者としての確立はない。ここにいれば、
あとは老後に備えながら、引退を待つのみ。

今年を、僕の「研究者人生の大きな岐路」と
位置づけています。