2010年11月30日火曜日

国際化のススメ(号外?)

最近のダイヤモンドオンラインの記事。「新卒」の就活の件について述べている。

http://diamond.jp/articles/-/10279

「X年新卒」なんて考えで政府は雇用問題に対応しようとしているのでしょうか。これが本当ならば、日本は本当に「ガラパコス」ですねと言わざるをえない。記事にもあったが、もっと抜本的な対応をお願いしたい(即ち「新卒」、「既卒」の概念を取り払うこと)。

政府の政策なんてあてにしたくない、または待ってられないという人は「国際化のススメ!」を検討してほしい。

病める祖国のためにNPOでも立ち上げて一肌脱ぎたい気分が高まってきた。

古いPDAのメディアプレイヤー化:Zaurus SL5500


戸棚に眠っていたPDAをメディアプレーヤにした。我が家には過去の研究活動で用いられた減価償却済みのZAURUS SL5500が3台ある。そのうち使おうと思って捨てずに取っておいた。これはLINUXが動くStrongARM(PXA270)206MHz搭載の優れものである。2002年に購入したものだが、QVGAのタッチスクリーンと64MBのフラッシュメモリ(パーティションによってRAMとメモリディスクスペース兼用。)、それにCFとSDのスロットが各々1つづつ。



以前に中古スマートフォンをメディアプレーヤ化したことを紹介した(以下の記事)が、今回もこれと似たような成果を狙う。


但し、ハードウェアの性能はこのスマートフォンよりも劣ってしまう。しかし、家で子供が使用する分には問題なさそう。目標はアニメ映画の再生(1時間半から2時間程のビデオストリーム)。このスマートフォン用に変換したストリームファイルを共有できることが条件。

Zaurusはオープン仕様を「売り」としたPDAなので、様々なOSが出ている。しかし、エンドユーザ視点の完成度が十分なものは、SL5500の場合、SHARPのオリジナルOS(ROM3.13)しか選択肢はなかった。これは、OpenZaurusなど他のOSが操作面などにおいて標準エンドユーザの使用に耐えられそうにないこととメディアプレーヤのインストールがスムースでなかったことが原因であった。今回は、「標準インストールで済む方法」を模索したのでハッキングは範疇にないことをお断りしておく。

次にメディアプレーヤ。標準装備のプレーヤはフォーマットが特別なものに限定されているため、メディア変換に関する問題が生じる(注:変換ソフトや手法は公開されているが、Zaurusに特化した変換は避けたいため。)。第一候補はmplayer。これは先程紹介した中古スマートフォンのメディアプレーヤ化に使用したもの。残念ながらSL5500へのインストールがうまくいかなかった(恐らく浮動小数点演算命令の使用に関する問題と推測。回避方法もあるようだったが、煩雑だったので却下。)ので他のものを探すことにした。Zaurusの名誉のために断っておくが、後継機種であるCシリーズのPDAではこのような問題はないし、Cacko ROMなど完成度の高いカスタマイズOSが幾つかある。アンドロイドの移植報告まで存在する。

いろいろと検討した結果、VLC0.8.2を採用した。これはmplayerに劣らない多くの異なるフォーマットを再生可能とする。しかしメモリを喰うようだ。10分くらい再生すると「メモリが極端に少ないのでリブートして下さい。」と文句がでる。これを回避するためにスワップを使用する。これに関してはいろいろな手法があるが、今回はあくまでも「標準インストールで済む方法」にこだわったので、qtopia-memoryapplet1.0.1というフリーソフトを使用した。32MBまでのスワップ領域を設定できるようであるが、今回はRAM(本体フラッシュメモリ)上に16MBのスワップ領域を設定することで手元にあるストリームファイルの再生(90-120分のスマートフォン用に変換したストリームファイル:約200MB/ファイル)を実現できた。

CFやSDカードの古いもの(256MB)合計4枚(各2枚づつ)にアニメ映画4本を入れ、子供にクリスマスプレゼントとして渡すことにした。どんな反応が返ってくるのであろうか。

10年近く昔の技術ながら、画面は鮮明である。但しバッテリーの経年劣化があるので、持ちがよくないが仕方のないことであろう。引退して深い眠りについていた古いテクノロジーを目的限定で現役に復活させたことに少なからず意味があると信じていたい。


追伸 Facebookに具体的方法の英文ノートを掲載しました。

2010年11月27日土曜日

国際化のススメ(海外移住編)


雇用機会に飢える人が多くなっている昨今、戦前の移住政策が脳裏を過った。国内に雇用機会が十分用意できないので、(農家の次男三男などを中心とした)海外への移住を推進・奨励した。これらは主に農地開拓を目的とした移住であった。政府のずさんな対応や予期せぬ事態に苦しい思いをした人も多くいたそうだ。開拓で命を落とした人も少なくはないだろう。失敗した人の方が成功した人よりも多いかもしれない。


そして現在。日本は未曾有の不況にあえいでいる。雇用の確保は難しく、確保されている雇用に関しても賃金、労働条件、社会保障など解決の目処が立っていない難しい問題が多くある。戦前の大恐慌のレベルには未だ達していないだろうが、見通しも明るくないようだ。こういう時期に先輩諸氏に習って海外移住を考えてみてはいかがであろうか。少なくとも、現代は農地開拓以外の選択肢も多い。


必要なものをざっと挙げると、

(1)目的。
農地開拓も選択肢の一つであるが、恐らく多くの場合「就職」ではないであろうか。一つハッキリとさせておきたいことは、海外では正社員やアルバイトといった雇用形態の違いは日本でのそれと認識が違う。形態や体裁ではなく、内容や稼ぎによる優劣の判断がなされる。昔は現地へ赴いてから就職を探す形を取るしか選択肢はなかったが、現在は海外就職紹介サービスやインターンサービスなどが多く存在するので、これらを利用できる(但し、悪徳業者も多いと聞くので要注意のこと。)。友人や親戚などに移住者がいる場合、最初はそれらを頼ることも有効な手段である。彼らは自分自身の移住経験があるため、理解が深くあらゆる援助を惜しまない傾向にあるので心強い存在になる場合が多い。

(2)法的手続き:ビザ。
就職を目的とする場合、ビザが必要になります。国によって手続きは大きく異なりますが、一般的に先進国程厳しい傾向にあるようです。最初は観光目的で入国して、長期滞在中に仕事を見つけた後にビザを切り替える方法をとる場合もあるようです。いずれにせよ、現地の入国管理法を犯して強制送還などにならないように注意されたい(この場合、10年や15年といった長期間の入国禁止処分を受けることが多い。)。

(3)当座の資金。
渡航費や当面の滞在費・生活費など。額は国やお金の使い方によって違うが、100万円を目安にしておけば大抵の場合なんとかなるであろう。農地開拓や事業を起こすことが目的である場合、当然ながら更に多くの資金を必要とする。

(4)言葉。
日本国外では、当然のことであるが、日本語は通じにくい。現地の言葉を覚えることは必要である。しかし、絶対に行く前に覚える必要があるわけでもない(本を数冊読むくらいは最低限必要。)。日本人向けのサービスを職とした機会などに限られるが言葉に弱くても就職できるので、できることから始めて言葉や生活に慣れることでより良い機会を探すようにすればいい。

(5)現地ネットワーク。
寄らば大樹の如く。一人よりも二人。個人よりもグループ。人と人のネットワークほど心強いものはない。特に、文化や習慣に慣れない間は相談できる相手が必要となる場合が多い。



そして最後に一言。就職し、現地での生活に慣れたら、「一円でも多く貯蓄や運用」を心がけて欲しい。最後に頼れるものは「自分」という認識を強く持ち、普段から出きることをやっておくことが一番の保険や保障なのだという原則です。これは日本で就職する場合も基本的に同じことですね。

ここまでやってみると「夢」や「将来」が必ず見えてくると思います。如何がでしょう。思い切って「外」へ打って出てみませんか。


2010年11月25日木曜日

国際化のススメ(就職活動編)

一段と厳しい日本の就職活動の内情を以下の記事で会間見た気がした。

http://diamond.jp/articles/-/10105

もちろん、私は現場に直接身を置いているわけではないので、「指導」、「批評」などと偉そうなことを言うつもりはない。ただ、アメリカをはじめ、私が知っている他の多くの国の常識に照らし合わせた結果、以下の「違い」に気がついたので書き留めておきたい。

(1)「新卒」と「既卒」の価値。
これは「日本独特」の価値観だと強く思う。アメリカでは「卒業か中退」の違いは認識されるが、「今年卒業」と「去年卒業」の(就職活動優位性に関する)大きな違いは見受けられない。それよりも重要なことは「経験」と「技量」。そして「人間性」である。

(2)「新聞を読まない」即ち「社会情勢に疎い」。
20年前ならば同意したと思う。でも、インターネットに情報が集まる昨今、社会情勢の把握に関する情報源としての「新聞の価値」とはいかほどであろうか。少し短絡的な思考なのではと感じた。確かに、特定の会社の新聞広告は新聞を読まなければ目にすることはないと思う。でも、インターネット上のニュースの速伝性や多様性は最低認めるべきであろう。一歩踏み込んで「情報は自分で得る」時代の認識に立って学生の評価をしてみては如何なものか。

(3)会社訪問や面接。
これに時間をとられて大学の講義やゼミを欠席しがちとあった。まず疑問に思うことは「そんなにたくさんの面接や訪問のための時間が必要なのか。」ということ。そして、電話やインターネットビデオチャットなどを有効活用することで移動の時間的や経済的な負担を減らせないかということ。これは学生と会社人事の双方の理解と歩み寄りが必要である。しかし、「就活のために勉強ができません。」はどう考えても言い訳にならないと思うし、憂慮すべきことである。もしこのような状況が一般的なのであれば大学、企業、そして政府も交えた本格的な対策が必要であると思う。

(4)雇用形態による職歴の差別。
正社員、準社員、派遣社員、契約社員など、雇用形態は多様である。しかし、過去の職歴においてこれら「のみ」で差別(無視)するのはなぜ。職歴の差別化は職務の内容」や与えられた「責任」によるもののはず。

(5)(不)採用基準の(不)透明性。
程度の話なのだが、「人材に何を求める」のかは求人広告にはっきりと書くべき。そして、「どの項目」に関して足りなかったのか明確な説明があるべき。法整備である程度の「説明責任」を雇用側に課してもいいのではないだろうか。被雇用側(即ち就職活動者)は、逆にこれを「いい会社選び」の基準にしては如何がでしょうか。


「こんなこと分かりきっている。」、「こんなこと考えても何もならない。」などとお考えの方が多いと思います。ごもっともです。但しそれは「日本」ではの話です。「日本の非常識は世界の常識。」などと昔から言われているように、外から見れば「おやっ」と首を傾げたくなるようなことがよくあります。就職活動の件もまた然りです。

日本がいい国であることはよく分かります。しかし、もし日本に良い機会がないのであれば外へ目を向けては如何がでしょうか。そしてグローバル化がここまで進んだ今、政府も「労働力の輸出」を支援することを検討すべきではないのでしょうか。まずは「語学」と「異文化での生活」に関する訓練と海外の就職紹介から。


2010年11月23日火曜日

近況報告

経営政策学部への転籍が秒読み段階に突入!!!

ここで医療情報学の立ち上げをやる。MBAに関わるかもしれない。

いずれにせよ、現状の理工学部情報学科にいるよりも面白いことができそう。今後の方針を練って、5ヶ年計画を提出しなければ。

2010年11月21日日曜日

無料国際電話

無料国際電話??なんか胡散臭いような。。

何かあります。でも、「バカとハサミは使いよう」と割り切ると、特定の用途には十分なのではないでしょうか。更に、PCによるインターネット接続が必要な場合や有利な場合が多いのでそれなりに「賢く」なければ恩恵に与ることはないと思います。




VoIPサービス。PCから(ソフトウェア+インターネット)、電話から(アクセス番号。アメリカではニューヨークにある。)、そして携帯から(ソフトウェア+データ通信又はWiFi)使えます。以下の制約内で無料国際電話が可能。有料サービス料金も結構いい(エストニア携帯へ13.6セント!!これは助かる^^)。

Free calls with VoipStunt

New users can try VoipStunt out for free for a total of 60 minutes. During this trial period you can only call the destinations marked as free. Register your account by buying credit in order to extend your free calls.

Registered users get max 300 minutes per week of free calls, measured over the last 7 days and per unique IP address. Unused free minutes cannot be taken to the following week(s). If limit is exceeded the normal rates apply. During your Freedays you can call all destinations listed as "Free" for free. When you have run out of Freedays, the normal ratesapply. You can get new Freedays by buying credit.

無料通話対象国

Argentina
Australia
Austria
Belgium
Canada
Denmark
Estonia
Finland
France
Germany
Hong Kong (+mobile)
Ireland
Italy
Japan
Liechtenstein
Luxembourg
Malaysia
Netherlands
New Zealand
Norway
Portugal
Puerto Rico (+mobile)
Russian Federation [moscow]
Russian Federation [st Petersburg]
Singapore (+mobile)
South Korea
Spain
Sweden
Taiwan
United Kingdom
United States (+mobile)




ユーザ登録なし、PCのウェブブラウザから直接通話できる無料国際電話サービス。即ちインストレーション無用。広告が流れる。制限通話時間がとても短い:一回数十秒から数分。モーニングコールなどには最適では?

有料サービスの料金はGVや他のVoIPと比べるとそんなに違わない。



2010年11月15日月曜日

国際ローミングSIMについて

国際ローミングSIMは、アンロック携帯に挿入することで多くの違う国で使用できるSIMのことです。アメリカやヨーロッパ(EU諸国)で結構売れています。主な特徴は以下の通り:

1 一枚のSIMが多くの国で使用可能。
2 プリペイド:必要なときに使用した分のみの支払い。
3 メジャーなキャリアと比べて国際ローミングが安価。
4 電話番号が予め分かっているので、知人、同僚などからの連絡がとりやすい。
5 クレジット追加やカスタマーサービスがどこでも可能。

というわけで、各々の違う国で短期間滞在をするような旅行や出張の場合にとても重宝します。特に目的地に到着した際に家族へ連絡を入れるときや緊急時の連絡など。

いろいろと種類はありますが、私はGOSIMを使用しています。これの長所は

1 維持費や手数料など、通話料以外のコストは(特定のサービスを受けない限り)一切なし。

2 通話料が多くの国で受信無料、送信1分50セント前後。日本円で40円ちょっとです。これって実はソフトバンクのホワイトプランの通話料と殆ど同じですし、同社のプリペイド(1分90円)と比べると半額以下です。実際、日本ではこの料金が摘要されます。但し、国によっては送受信共にとても高くなりますのでご注意を。

3 SMS料金がとてもお得。使用可能な国全てにおいて受信無料、送信16セントです。

4 チャージが簡単。WebやサービスセンターへのSMSで可能。

5 通話クレジットの有効期限が無制限。即ち、余ったクレジットは何もしなくてもなくならない。

短所は、エストニアの電話番号であること。エストニアの携帯への国際通話は結構高いので、これって結構大きい。GOSIMはアメリカユーザ向けにアメリカの番号を別途用意してくれる(小額維持費と通話手数料1分について35セント)ので、アメリカ在住の人はこれを利用できる。

Google Voiceでのエストニア携帯への通話は1分33セント。従って、大きな節約にはならない。コーリングカードを探した結果、1分11セントのものを発見したので、次回に用いてみたい。誰か、アメリカからエストニア携帯へ1分10セント以下で電話をかける方法を知っていれば教えてください。

とはいっても、多くの国で使えて、1分50セントくらいの通話料であれば、長話をしない限り、そんなに悪くない。実際、AT&TやT-mobileのローミングで通話すれば、1分2ドルくらい掛かってしまう。


2010年11月13日土曜日

電話のない生活(その後)

やりました!全米とカナダの殆どの地域への通話無料月使用料(恐らく)なしの電話サービスを手にしました(但しWiFiアクセスが前提)。詳しい背景や動機などはこちらをどうぞ。



iPod touch 4GをWiFi上でiPhoneのように使用できます。マルチタスク機能のおかげで着信通知がiPodの電源が入っている限りポップアップされます。電話を掛けるときは「コールバック」方式になりますが、比較的スムースな送信です。

基本的な設定は以下の通りです。細かい説明は他のサイトやブログ(英語)に出ていますので、そちらへ譲りたいと思います。

1 VoIPサービスの設定。私はSIPgateを選びました。理由は、「受信無料」と「月使用料なし」です。送信には多少のお金が掛かります(全米の場合、1分2セント)。

2 fring (www.fring.com)をiPod touch 4G上でVoIPのソフトフォン(無料)として使用する。SIPgateもソフトフォンをiPhone/iPod touch用に無料提供していますが、マルチタスク対応になっていないため、実行中以外での着信通知が出ません。これだとコールバックへの対応が不可能です。SIPgateのSIP credentialsをfringのSIP add-onの設定とすることで簡単に使用できます。もちろん、fringへのユーザ登録は必要。でも、これはこれでSkypeの代りになります(あくまでもfring同士の通話です。念のため。)。

3 Google Voiceの設定。最近は、ユーザが急激に増えているようなので難しいようですが、できれば自宅からローカル通話できる範囲の番号を選ぶようにしましょう。私は招待制の頃からのユーザだったので大丈夫でしたが、先日家内の設定をしようとしたところ、ローカル番号は全く残っていませんでした。コールフォーワード(着信転送)先を前に述べたSIPgateの番号へ設定してください。これでGoogle Voiceに掛かってきた電話はSIPgateの番号へ転送されます。

4 Voicecentral Black SwanのiPod touch 4Gへのインストール(無料版で十分です)。Google VoiceのiPod上のダイヤラーとして使用します。コールバック先を前に述べたSIPgateの番号へ設定してください。

5 上記の設定後、fringがバックグラウンドで動いていることを確認すれば準備完了です。


受信:Google Voice番号へ掛かった通話はiPodのfring(SIPgate)へ転送され着信します。何らかの理由で着信されなかった場合、Google Voiceのボイスメールへ転送されますので、後程確認や返信が可能です。これは、ウェブからもできますが、Voicecentral Black Swanから、即ちiPod上でも可能です。

送信:Voicecentral Black Swanからダイヤルします。すると、数秒後にfring(SIPgate)へコールバックされますので、これを着信すると通話が始まります。fringからダイヤルすると、SIPgateの送信料金が発生しますのでご注意を。


数回しか試していませんが、快適な使いここちです。iPod touch 4Gはスピーカとマイク内臓なので、携帯電話として十分に機能しています。但し、iPodは携帯電話として最適設計されていませんので、以下の点に関して目をつぶる必要があります。これらに耐えられない人はWiFi付きかつマルチタスク対応VoIPソフトフォンとVoicecentral Black Swanが動くスマートフォンを安く購入すればいいのではないでしょうか。

1 内臓スピーカは後方配置のようなので、携帯電話と違い音が四方へ漏れる。常にスピーカフォンの状態となる。

2 音量は自宅や専用オフィスなど比較的静かな場所では十分であるが、屋外やスーパなど騒々しい場所では不十分と感じることが多いと予想される。

3 バッテリがiPhoneと比べて小容量。WiFi常時接続となるので、電源まわりの配慮が必要。

とはいっても、私にとっては「細かい欠点」に過ぎません。それよりも、お得な価格で実現したiPhoneもどきの「電話!?」を楽しんでいます。

私は最初Google VoiceがGoogle Talkへ完全に統合されたと思っていたのですが、PCのGMAILだけの話でした(ちなみに、GMAILをPC上で開いておけば、Google Vooiceへ掛かった通話の着信と直接ダイヤル送信ができます。)。Googleの今後のモバイルクライアント開発を楽しみにしたいと思います。これによって、単一ソフト、直接ダイヤル送信、VoIP転送先不要となります。

アメリカ在住とWiFiという制約がつきますが、もし機会があれば日曜プロジェクトとしてお試しください。

2010年11月8日月曜日

アメリカのプリペイドSIM


最近、t-mobileがプリペイドSIMの料金体系を改訂したようだ。


アンロック携帯を持ち回る人間にとって、とても嬉しい内容となった。

まず、SIMのみの購入が簡単にできること。オンライン。送料無料で7米ドル。以前は、これに10分無料通話クレジット(約3ドル33セント相当)が含まれていたが、それが明記されていなかった。まだあるのだろうか。それとも、この料金改訂の際に打ち切ったのだろうか。



次に、データ通信が充実したこと。1日1ドル49セントで通信量無制限。必要な日に購入できる。使用頻度によるが、出張中にしか携帯を使用しない私にとって、これはとても都合が良い。1週間100MB10ドルや1ヶ月1GB50ドルなどもある。

更に、Pay As You Go(PAYG)の料金で10ドルで30分通話(1分あたり約33セント)、3ヶ月有効とある。もちろん、未使用分は有効期間内にチャージすれば繰越される。携帯を使用することが年に数日くらいしかなく、それも一回の出張に10分もあれば十分な場合、1年40ドル(年4回のチャージ)で携帯回線が維持できることになる。この程度の値段であれば、非常用回線としても良いのではないだろうか。

プリペイドは国際ローミング(海外での使用)に弱い。でも、カナダでそこそこの値段で使用可能であることは評価できる(通話1分50セント)。





残念ながら、一般的な国際ローミングは他のSIMを用いる必要がある。私は2枚のSIMを国際ローミングで使い分けている。

通話とSMS:国際ローミング専用プリペイドSIM http://www.gosim.com/

データ:香港ハッチンソン3G国際プリペイドSIM(100ヶ国以上で約1米セント/KBで使用可能。SIMはEBayなどオンラインで米国から購入可能。)


いずれのSIMもオンラインでのチャージが可能(要クレジットカード)。

私は、(行き先によって例外はあるが)殆どの海外出張に2台の携帯を持ち歩く。一つはSIMが2枚入る携帯。これに国際ローミングSIMを常時挿入してある。現地SIMを手に入れることができた場合、SIMの抜き差しなしで2枚を使い分けた通話やSMSができる。もう一つは香港のSIMを常時挿入したスマートフォン。これをメールや検索に用いる。

安くないと思われるだろうが、現状ではベストの選択の一つだと自負している。但し、携帯端末購入を安く抑えるコツ(少なくとも、契約縛りによる携帯の割引と携帯単体の小売価格の違いの認識は必要。)やスマートフォンのハッキング技術、そして国別の携帯料金体系の知識などがある程度必要である。

国際ローミングSIMは、SIMによってどの国でどの程度安いのかが細かく違うので、これを踏まえた選択をしないと有利にならない。GOSIMは、私のよく訪れる国々の殆どで通話受信無料、通話送信1分あたり約40ー50セントとなっている(SMSは受信無料。送信16セント)。

メールや検索だけならば、3G付きキンドルをこの目的に使用できる場合がある。キンドルを用いたウェブの使用には別に通信料が発生しないからだ。私は、今後これを海外出張時の「香港SIM装着のスマートフォン」の代りにする予定である。


2010年11月7日日曜日

国際化のススメ(博士編)!?


近年、ワーキングプアの問題が深刻化している。これは、日本だけでなくアメリカや他の国々でも似たような状況が存在するようである。

最も心が痛んだのは博士のワーキングプア化。政府の大学院拡充政策によって生み出された博士号取得者の余剰と少子化や法人化を背景とした雇用機会縮小が主な原因。ポスドクの充実や非常勤講師雇用の見直しや支援など、対策が施されつつあるようだが、どれも未だ抜本的な解決には至っていないのが現状である。

ふと思うのだが、博士ならば「外へ打って出る」ことは考えないのであろうか。博士号取得者が足りない国は多くあると思う。一言でいうならば、「博士の国際化」である。

ネックは言語であろう。しかし、博士たるもの、英語でのプレゼン能力はそこそこ備えているのであろうし、たとえ少々訓練が必要でも一般人と比べるとこの「言語の壁」が低いだろうと考えることは正しくないのであろうか。現に、日本を含め、多くの国の(少なくとも)大学院レベルの講義や指導において、英語を用いてもよいとされている。

博士が余っている現状を踏まえて、必要な国へ「レンタル」する体制を政府レベルで整えれば、双方にとってとても有益な人道支援になるのではないか。

しかも、経済格差を考えた給料と引退後の生活保証を考えた年金の補填と語学教育の補充くらいですむ話ではないだろうか。

そうやって、外で機会を与えられた博士が国際会議や論文誌で成果を発表する。そして、実績を積んで一流の研究者や教育者へと育つ。これは、日本にとっても人的財産を増やすことになるのではないだろうか。


ベンチャー(その2):位置トラッカー


最近、GPS(殆どAGPS)付きの携帯が増えている。安全のため、子供にGPS付きの携帯を持たせて常にリアルタイムな位置確認ができるような配慮をする親が増えている。でも携帯ネットワークを利用したGPSトラッキングデバイスやGPS付き携帯ってそれなりの値段がするんですね。特に特定期間契約に縛られない携帯の購入の場合、150米ドルは下らないでしょう。それに携帯って常に身に付けるにはちょっと大きすぎるのでは。

こんなGPSトラッカー知りませんか。


1 50米ドル前後。

2 小型軽量。iPod Shuffleくらいかそれ以下。GPSユニットと通信ユニットがあるから無理?何とかならない?子供や痴呆症を伴う老人へ容易に装着可能であることが望ましいので(iPod Shuffleのクリップは非常に良い)。

3 GSM quadband+3G WCDMA2100 これで(とりあえず)全世界カバー。

4 SMSによる位置送信。及び、位置送信要求の受信。現状、データ通信は普及しきっていないが、SMSは携帯ネットのあるところであれば世界中どこでも使用可能。

5 SIMアンロック。

SIMはSMS使用可能であればOK。世界中で使用できれば尚よい。SMSのみの極めて特定目的かつ微小通信量なので、どこかのキャリアと特別な契約結べないかな(アマゾンがキンドルユーザ用に得た契約のような)。それがダメなら、適当なプリペイドSIMかな。


これってベンチャーになるかな?でも利益が出そうにないからNPOが適当なのでしょうか。

とりあえず、WMやAndroidなど、開発環境の整ったスマートフォン向けのアプリを作って無料配布から始めて、専用ハード(携帯)開発の模索でもしますか。使い古しの携帯の有効利用ってできないかな?

ってここまでいうと欲張りすぎでしょうか。




2010年11月3日水曜日

電話のない生活!?


さて、かねてから懸案のプロジェクトをいよいよ実行に移します。

それは。。。。

電話を切ること!!

えっ?生活に支障がでるのでは?
そんなに苦しいの?

いえいえ。
最近、便利なサービスが始まったので、それの有効活用です。

そのサービスとは、ずばりGoogle Voiceです。
これで割り当てられた電話番号(ちゃんとした地域割り当て番号ですよ)を自宅番号とすることで、電話契約を不要にしてしまおうという狙いです。このサービスの月使用料はありません。全米、カナダへの通話も無料です。国際通話のみわずかな料金が発生するだけです。

インターネット接続は?もちろん必要です。現在、Virgin Mobile Broadband2GoというプリペイドサービスをMiFi2200という機器で使っています。これで、携帯データ通信サービスをWiFiを通じてPCなどで共有できます。使用量無制限で月40米ドル(込み込み)です。

設備は以下のものを考えています。

1 iPod touch 4th generationを電話器として使う。
2 Virgin Mobile MiFiにWiFi接続してGoogle Voiceを使う。

ご存知のとおり、iPod touchは(種々、違いはありますが)基本的にiPhoneから電話機能を取り去ったものなので、iPhoneを使っているような感覚で通話できる(はず)。

また、MiFi自体、我が家のHotspotとして機能しているので、最終的に月40ドル(込み込み)で電話とインターネット接続が得られたことになる(はず)。

あと一点、重要なことがあります。それは緊急通話(110番119番の類。アメリカでは911)。Google Voiceは緊急通話サービスを提供しません。そこで、

3 携帯電話を常備しておきます。アメリカではSIMがなくても911だけは使えますので、現在使用可能機種であれば契約は必要ありません。

しかし、プリペイドSIM(t-mobileならば年40ドルに抑えられる)を入れておけば、MiFiがダメになったときのバックアップとしての役割が期待できます。

最後にコスト解析です。

本試み:
月使用料:40米ドル(携帯バックアップなし)から44米ドル(バックアップあり)
機器費用(税別):合計380米ドル
MiFi2200 150米ドル
iPod touch 4th generation 8GB 230米ドル

ローカル電話会社を通じた電話とインターネット接続(似たようなスピードのADSL):
電話:月27米ドル(込み込み)、但し長距離・国際通話は別料金
ADSL:月50米ドル(込み込み)


これらの結果、毎月およそ33-37米ドルくらいの節約になります。これならば機器費用の380米ドルは1年足らずで取り戻せます。

さらに、もう一つのおまけ。。。

MiFiってこれ自体が携帯の一種なのです。従って。。。

iPod touchと一緒に持ち出せば、iPod touchが携帯として使えるので~~す。iPhoneとほぼ同じ携帯電話の誕生です。さらに、旅行で空港やホテルのHotspot料金を気にする必要がなくなります。我が家は旅行や出張が多いので、これは助かります。

Virgin Mobile USAはSprintのMVNOなので、全米一、二を争うサービスエリアを持っています。残念ながら、国際ローミングには対応していません。しかし、データの国際ローミングは定額プランが出てきているといっても高いので、従来通り現地SIMで対応します。

というわけで、後はiPod touchの電話としての使い勝手がどうかという問題です。これは、注文したiPod touchが届いてからのお楽しみと言うことで、ご期待ください。今からとてもワクワクしています。

Kindle 3



キンドル3はとても重宝している。

WiFi Hotspotと携帯データ通信が追加料金なしで含まれている。そして、携帯データ通信は100ヶ国以上を網羅している(WCDMA/GSM)

なんとWWWブラウザ(機能限定ですが)もついてくる。これでメールチェックもOK。

読書中に音楽も聴けるし、音も悪くない。

それに、無料電子本もたくさんある。

「インク画面」は携帯電話やPCなどと比べて目が疲れにくい。この効果には感心した。

この189ドルは価値があると思う。アマゾンさん、本当にどうもありがとう。


更なる(わがままな)要望:
1 メモ程度がとれれば十分な簡単なテキストエディタが欲しい。
2 ブラウザでファイルダウンロードを許して欲しい。

こんなこといっていると、本来のEリーダから逸脱してしまいますね。

でも、Kindle 3って電子手帳(PIM)的な使い方にも適した構成だと感じました。そこで、あえてこの逸脱路線を進みますが、

3 PIM機能の充実
4 SkypeやGoogle Voiceのサポート(実はマイクは内臓済みだそうです!)

を加えたいと思います。これらがあると、多くの業務へはKindleだけを持ち歩けばOKってシナリオが出てきます。でも、ここまで付けると通信費を負担しなくてはいけなくなるのでしょうね。


ベンチャー!?


ここで幾度か綴ったようにこの大学でこれ以上の未来(昇進、研究、技術開発など)を望むことは難しい。


次は何?


まだ模索している段階ではあるが、ここで一発、起業を考えるのも手であると感じている今日この頃。


とりあえず今できることを挙げると:
1 次世代オンライン講義支援技術の開発とオンラインサービス
2 専門家の国際化教育
3 英語翻訳・編集支援技術とサービス
4 家計節約を目指した知識管理・共有(全員参加型)
5 教育費節約を目指した知識管理・共有(全員参加型)


社会貢献的ベンチャーばかり。NPOかな?それとも。。。

プロトタイプを作ってどこかのベンチャーキャピタルへプレゼンに行こうかな。