2011年10月1日土曜日

スマホとGoogle Voice

「Google Voiceって何」の問いに答えられる人はどのくらいいるのだろうか。VoIPという認識を持っている人が多いと思うが、実はGoogle Voiceの真骨頂は「格安長距離(国際)通話+転送」にある。無論、格安な通話料金はインターネット(即ちIP接続)を利用することで可能になっているし、「転送」も電話以外にインターネットサービス(GMAILからの送受話)の提供もあるので、VoIPと言えるのも頷ける。

我が家ではGoogle Voiceを最大限活用することで、遂に固定電話回線の無料化+格安国際電話料金に成功した。詳しくは以下のブログ記事に書いてあります。

http://dri-hitorigoto.blogspot.com/2010/11/blog-post_13.html

アメリカ・カナダへの通話の完全無料化をはかるために、sipgateなどのVoIP電話サービスを「転送先の電話回線」としてうまく利用していたのだが、電話を掛ける際に必要な「コールバック」が煩わしかった。ところが、今はスマホやPCを利用することで、この煩わしさが解消した。つまり、Google Voiceからの「直接送受話」が可能になった、即ち、PCや携帯のソフト電話へ直接転送できるようになったということです。(「受」は転送先で直接受けていたので運用上変わりませんね^^;)

そればかりではない。場所に応じてGoogle Voiceの直接送受話(無料)と携帯回線のシームレスな切り替えがスマホの上で実現したことにより、携帯料金も更に節約できてしまうことになる。つまり、WiFiにアクセスしている間はアプリケーションを通じてGoogleの無料・格安通話を使用し、WiFiアクセス圏外では携帯通話($)を使用するということである。Google Voiceへ登録してある電話番号へ掛かってきた通話はこれらの状況に応じて受けることになる。同様に送話もWiFi発信と携帯発信の切り替えが可能。このWiFiと携帯の切り替えもシームレスに自動的に行えるような設定が結構簡単にできる。つまり、これを意識しなくても、予め登録されているWiFiのアクセス圏内に入れば自動的にWiFiのサービスを使用することになり、携帯の通話料金が節約できるということです。勿論、現在加入しているプランなどの検討は必要です。私の場合はプリペイドで十分な状態です(t-mobileのプリペイドで100米ドルをチャージすれば通話クレジットが1年有効もの。これでも少し余ります。)。

私の職場(大学)はキャンパスがWiFi化されているし、家でもWiFi(VirginMobileのMiFiを使用)なので、実際に携帯回線を使う機会は家と職場の間やその他出張・旅行の移動時のみとなる。この移動時とて、MiFiを持ち歩けば家のWiFi環境がそのまま移動することになるので、携帯回線の必要性が更に減る(うまくいけば、完全に無くなる)ことになります。携帯のデータ回線でも同じ事が(スピードやネットワークの設定によりますが)可能です。実はこれ、香港とマレーシアでとても重宝しました。つまり、アメリカの我が家の電話をこれらの国へ持ち歩いたことになります。ちょっとしたクラウド・コンピューティングですね^^;

今の我が家ではAndroid携帯をこのように使用しています。WiFiと携帯の回線も自動で切り替わりますし、とても重宝しています。家では携帯でもラップトップ上でも電話のやりとりが可能ですから、状況に応じた使い分けをしています。同様の使用がiPhoneでも可能です。

最後に設定に関する情報です:
PC:GMAILの電話機能プラグインを使います。
Android:sipdroidの最新版を使います。
iPhone:talkatoneを使います。
いずれも無料ソフトです。


Kindle3とGoogle Voice

私は携帯電話は旅行時にしか持たないのですが、Kindle3(3G)は常に持ち歩いています。主目的は読書と音楽。バッテリーの持ちがいいので、私の場合、週に1回の充電で足りています。持ち応えは大きめのビジネス手帳の感覚なので、PIMとして機能させることにより、ビジネスと娯楽の両方に使えます。

PIMの機能は以前にこのブログで簡単な紹介を行いました。いろいろと細かな変更はありますが、基本は同じです。3Gの携帯ネットワークアクセス圏にいることが条件ですが、本当に重宝しています。

http://dri-hitorigoto.blogspot.com/2010/12/kindle-3pim.html


更に、同条件の前提でですが、Google Voiceによる全米、カナダへのSMS(テキストメッセージ)の送受信がKindle3上で無料でできてしまいます。これは非常にありがたい。家への「今帰る」コールや出張時の「無事着いた」コールなどが、電車、バスやタクシーなどに乗っている間に簡単にできてしまいます。

やり方はGoogle VoiceのモバイルサイトへKindle3のブラウザーからアクセスするだけです。もし、アメリカかカナダに在住・長期滞在でKindleをお持ちの方は試してみて下さい。



注意:送受信を可能にするためには、Google Voiceアカウントの電話番号を得る必要があります。現在の番号を関連付けるかGoogleから無料で提供されている電話番号を取得するかのどちらかです。日本でも最近Google Voiceのサービスが受けられるようになったと聞いていますが、アメリカ(カナダも?)と違って送信のみ可能なようですね。