2012年9月24日月曜日

日本へ一時帰国したときの携帯電話対策

久しぶりの更新です。

約10日の日本での休暇から戻って4日目。時差に悩まされつつ、新年度の講義準備を行っています。今回の一時帰国で施した携帯電話対策についての亡備録です。

日本の携帯通信事情はとてもいいのですが、契約が主流なので、私のような一時帰国者にとって不便極まりありません。文句はさておき、一時帰国者の選択肢を考察してみますと大体このようになると思います。

1 レンタル:非常用に最適。通話やデータは割高。最近は通話料のみのレンタルもある。
2 プリペイド:日本の住所がないと買えない。通話とデータの両方は同じ番号では無理。
3 その他:日本の家族や縁者に契約を保持してもらう。もしくは自身で保持する。など。

今回の帰国では、選択肢2を試しました。日本通信(b-mobile)のVISITOR SIMです。有効期間は2週間。1GB(1000Mバイト)までのデータ通信専用です。通話はできません。110番と119番は通じるような表示が携帯電話ではありましたが、試していません。値段は送料、税金全て込みで3980円。これを私のロック解除されたアンドロイド携帯で使いました。

SIMの入手:オンライン通販、しかも日本国内発送のみです。日本へ行く1、2週間前にウェブでクレジットカードを使って発注します。郵送先は自分の滞在先(ホテル、自宅など)です。空港の郵便局止めはダメとのことでした。空港販売が理想。せめて空港の郵便局止めはできるようにしてほしい。そうでないと、予期せぬ旅程変更に対するリスクがある。この辺りは、ユーザの立場や状況の理解に欠けているように思える。

初期設定:SIMを挿入して携帯電話の電源を入れる。APNを手動入力すれば準備完了。これは比較的簡単。でも、なぜAPNを自動的にネットワークから拾ってくれるようにしないのだろうか。ここは世界の非常識。なぜやらないのでしょうね。技術的に出来ないとは思えないのですが。

通話対策:どの程度通話(特に送話)するのかによりますが、基本的にはSIPサービスをデータSIMの上で使うことで対処できます。私は自宅でもSIPサービス(グーグルトークとSIP Gate)を用いていますので、それをそのままアンドロイドの上で使えました。なので、日本にいながら、自宅に掛かった電話や留守電を自宅にいるような感覚で使うことができました。但し、これらの番号はアメリカのものなので、さすがに日本にいる知人から帰国中の私へ国際電話を掛けてもらう必要があります。それに、日本の電話番号を連絡先として聞かれる機会がいろいろとありました。今回、試したのは、FUSION IP-Phone SMARTというIP電話サービスです。これは、無料で050番号がもらえ、月料金なし、通話料(送話30秒8.4円。受話無料。)のみ毎月清算という、私のような一時帰国者にとってとてもありがたいサービスです。送話料金はアメリカのSIPサービスの方が安いので、私はそれをうまく使い分けていました。

FB、メール、Skype、SIP、ネットラジオなどを普段通り使いましたが、使用データ量合計は400MBくらいでした。なので、2週間で1GBというのは、私にとっては十分なようです。

ソフトバンクのプリペイドを使用しますと、通話クレジット購入に最低3150円掛かりますし、通話料がはるかに高いです(送話30秒45円。受話無料)。なので、1、2週間くらいの滞在でしたら、このデータSIMを用いた方がお得感が高いと思います。数日の滞在ですと、むしろレンタルで対処した方がお得な場合が多いと思いますし、2週間以上の長期滞在になりますと、国内用のデータSIMを買った方がお得なようです。

今回はJRパスを使って国内を移動したのですが、電車や新幹線の中からもかなり快適に使えました(当然、トンネル内や山間なのでは電波が届きません)。

2012年5月27日日曜日

キンドル3の復活と旅のトモ

やった!キンドル3のバッテリが回復した^^

どうして??どうやって??そんなことはどうでもいい(リチウム・イオン・ポリマー電池の不思議としておきましょう^^;)。あきらめかけていたキンドル3のほぼ完全なる復活を、素直に喜びたい。

Eリーダーとしてのキンドルの価値は不動である。Eインク画面はとても目に優しく、紙と同様、ある意味それ以上の満足感を与えてくれる。そんなEリーダーで、最新のベストセラー電子版が印刷本よりも安い価格で読めることや、往年のクラッシック、特に、著作権失効の電子著書が多く無料提供されていることがとても有難い。まるで、書店と公共図書館がキンドルの中に存在するようである。

音楽プレーヤとしてのキンドルも捨てがたい。音楽を聴きながら本を読む欲求が、キンドル一台で、いつでもどこでも容易に満たされる。音質もそんなに悪くない。MP3音楽ファイルをUSBケーブルから所定のフォルダへコピーするだけで、音楽と読書の両方で自分の世界に浸ることができる。3.5mm標準プラグ実装なので、必要に応じてヘッドセットやイヤープラグを用ることができる。

キンドルは、いつでも、どこでも電子書籍が購入・入手できることを主目的として、通信機能が充実している。特筆すべきは(iPadや他のタブレットやEリーダーと違って)、WiFi Hotspotや3Gの通信料金を個人で負担する必要が殆どないことだ。しかも、付随している試験的ウェブブラウザの使(試)用は完全無料である。ストリームへのアクセスができないなど、制約はあるものの、テキスト系ウェブサービスの多くが利用できる。即ち、キンドルからメール、カレンダー、ノート、検索、翻訳、辞書、ニュース、天気、金融市場などのネット上のサービスをうまく利用することで、会議や商談など大抵の出先の用事を済ますことができる。特に3Gの通信可能領域は広く、AT&Tの契約でサービスを使用できる領域であれば、世界中どこでも使用可能である。

この試験的ウェブブラウザの利用価値は非常に高い。現在、多くの人が利用するFacebookやTwitterといったSNSもこのブラウザから(多少問題はあるが、)利用可能である。また、Google VoiceのSMSがキンドルのブラウザから直接利用できる。これによって、キンドルの通信機能が使用できるところであれば、世界中どこからでもアメリカ・カナダへのSMSが無料で使用可能ということである。

旅行や出張の移動中に読書や音楽を楽むことに加えて、FacebookなどのSNSへ近況報告を入れたり、家族や友人にSMSやメールで近況を知らせたりすることが、キンドル一台で、世界中から、しかも無料で出来てしまう。(写真や声を伝えられないと言う文句は当然あるが、これらの要求をこの「無料」特典へ求めることは筋が通らないと思う。)

バッテリの持続時間も、他のモバイル端末のそれを遥に上回る。太平洋や大西洋を越える国際便でも、充電やスペアバッテリパックなどの利用は考えなくても大丈夫だ。このような能力や魅力を備えたキンドルではあるが、値段はとても庶民的である(私の所有するキンドル3は、販売開始数ヶ月経った2010年10月に189米ドル(販売税除く)で購入した)。前に述べた種々の無料特典を考えると、この値段の元は十分に取っていると思う。

読書、音楽鑑賞、SNS、メール、そしてSMSと、旅に必要な機能の多くをソツなくこなすキンドル。「旅のトモ」として、「電子手帳」として、手元に置いておいて損はしないと思う。


お断り:この記事は、アメリカで購入したキンドル3(2010年7月下旬発売開始)について書かれています。最近の第4世代キンドルでは、3GのウェブアクセスをWikipediaのみに制限されている旨の記事を読みました。残念ではありますが、今後、ここに書かれているような3Gからのウェブアクセスを許さないようにするみたいですね。

2012年4月14日土曜日

携帯端末でGoogle VoiceをVoIPで利用

久しぶりの更新です。今年に入ってまだ2ー3回目でしょうか。

いいニュースを見つけました。iPhoneやiPod touch 4でGoogle VoiceをVoIPで直接利用するアプリTalkatoneのAndroid版がありました。

遂に出たぁ~。。。。あれ?

残念ながら、私の安物Android携帯(HUAWEI Comet)には互換性がないと言われました。

がっかり。。。

気を取り直して代替アプリを検索してみると、GrooVe IPというアプリが結構いい評判のようです。でも。。。有料でした。といっても5米ドルなので大したことはないのですが^^;

もう一度気を取り直して検索。おっ!?

無料であるじゃないですか。GrooVe IP Liteというものが。違いは、WiFi上のみ使用可能であること、広告が出ること(といってもあまり邪魔ではありません)、そしてダイヤラーが携帯のそれと独立したもとであることです。5ドル払ってアップグレードすればいいのですが、WiFi上でしかGoogle Voiceを使うことはないので、私にはこれで十分です。

以前に何回か書きましたが、我が家はGoogle Voiceを有効活用して、電話をインターネットの一部とすることで、有線電話回線を引くのを2年前に止めました。インターネットはプリペイド携帯のブロードバンドサービスを用いています(一ヶ月40米ドル)。電話はラップトップ又は、AndroidやiPod touch 4の携帯端末で受けていますが、特に不自由はありません。むしろ、節約した電話回線料の分(年間360米ドルくらい)を食事や買い物に回すと、結構楽しめます。

2012年2月1日水曜日

ラップトップと携帯端末

最近ラップトップを持ち歩くことがとても億劫に感じる。ネット検索、地図、SNSやメールなどは携帯端末でも出来るし、実際、移動中はこれらの用途が大半を占める。私は携帯電話をあまり持ち歩かないので、WiFi接続のみの端末で十分足りる。一番のお気に入りはiPod touch 4だ。WiFiのないところは音楽やビデオのプレーヤとなる。

もう一つの問題は電源。ラップトップのバッテリは、やはり持ちが悪い。太平洋や大西洋を渡るフライトではとても持たない。その点、携帯端末は補助バッテリーをもっていれば、これを楽にしのげる。

では、どのようなときにラップトップは必要なのか。

論文や書類の作成。図の作成。そして長文のメールを送るなど。要するに大量のタイピングやマウス操作を必要とする場合である。

最近、学術会議やワークショップで、プロジェクターはあっても自分のラップトップを準備することを前提とする場合が増えている。これは困る。特に国際便のフライトがある場合は、セキュリティでいちいちラップトップをカバンから取り出さなくてはいけないので、とても面倒だ。直前に練習やスライドの手直しが出来ないのは不便ではあるが、私にとっては、それよりもメモリスティックのみ持参することのメリットの方がより大きいと感じる。

以前は同じラップトップを常時持ち運び、家と職場の両方で使っていたのだが、最近はと言うと。。。家と職場にそれぞれ一台づつラップトップをおいて、データはネット共有かUSBディスクやメモリスティックで管理している。