2012年5月27日日曜日

キンドル3の復活と旅のトモ

やった!キンドル3のバッテリが回復した^^

どうして??どうやって??そんなことはどうでもいい(リチウム・イオン・ポリマー電池の不思議としておきましょう^^;)。あきらめかけていたキンドル3のほぼ完全なる復活を、素直に喜びたい。

Eリーダーとしてのキンドルの価値は不動である。Eインク画面はとても目に優しく、紙と同様、ある意味それ以上の満足感を与えてくれる。そんなEリーダーで、最新のベストセラー電子版が印刷本よりも安い価格で読めることや、往年のクラッシック、特に、著作権失効の電子著書が多く無料提供されていることがとても有難い。まるで、書店と公共図書館がキンドルの中に存在するようである。

音楽プレーヤとしてのキンドルも捨てがたい。音楽を聴きながら本を読む欲求が、キンドル一台で、いつでもどこでも容易に満たされる。音質もそんなに悪くない。MP3音楽ファイルをUSBケーブルから所定のフォルダへコピーするだけで、音楽と読書の両方で自分の世界に浸ることができる。3.5mm標準プラグ実装なので、必要に応じてヘッドセットやイヤープラグを用ることができる。

キンドルは、いつでも、どこでも電子書籍が購入・入手できることを主目的として、通信機能が充実している。特筆すべきは(iPadや他のタブレットやEリーダーと違って)、WiFi Hotspotや3Gの通信料金を個人で負担する必要が殆どないことだ。しかも、付随している試験的ウェブブラウザの使(試)用は完全無料である。ストリームへのアクセスができないなど、制約はあるものの、テキスト系ウェブサービスの多くが利用できる。即ち、キンドルからメール、カレンダー、ノート、検索、翻訳、辞書、ニュース、天気、金融市場などのネット上のサービスをうまく利用することで、会議や商談など大抵の出先の用事を済ますことができる。特に3Gの通信可能領域は広く、AT&Tの契約でサービスを使用できる領域であれば、世界中どこでも使用可能である。

この試験的ウェブブラウザの利用価値は非常に高い。現在、多くの人が利用するFacebookやTwitterといったSNSもこのブラウザから(多少問題はあるが、)利用可能である。また、Google VoiceのSMSがキンドルのブラウザから直接利用できる。これによって、キンドルの通信機能が使用できるところであれば、世界中どこからでもアメリカ・カナダへのSMSが無料で使用可能ということである。

旅行や出張の移動中に読書や音楽を楽むことに加えて、FacebookなどのSNSへ近況報告を入れたり、家族や友人にSMSやメールで近況を知らせたりすることが、キンドル一台で、世界中から、しかも無料で出来てしまう。(写真や声を伝えられないと言う文句は当然あるが、これらの要求をこの「無料」特典へ求めることは筋が通らないと思う。)

バッテリの持続時間も、他のモバイル端末のそれを遥に上回る。太平洋や大西洋を越える国際便でも、充電やスペアバッテリパックなどの利用は考えなくても大丈夫だ。このような能力や魅力を備えたキンドルではあるが、値段はとても庶民的である(私の所有するキンドル3は、販売開始数ヶ月経った2010年10月に189米ドル(販売税除く)で購入した)。前に述べた種々の無料特典を考えると、この値段の元は十分に取っていると思う。

読書、音楽鑑賞、SNS、メール、そしてSMSと、旅に必要な機能の多くをソツなくこなすキンドル。「旅のトモ」として、「電子手帳」として、手元に置いておいて損はしないと思う。


お断り:この記事は、アメリカで購入したキンドル3(2010年7月下旬発売開始)について書かれています。最近の第4世代キンドルでは、3GのウェブアクセスをWikipediaのみに制限されている旨の記事を読みました。残念ではありますが、今後、ここに書かれているような3Gからのウェブアクセスを許さないようにするみたいですね。