2016年2月11日木曜日

貧乏大学教授のIT戦略:クラウド編

クラウド?雲?
はい。そのクラウドです。ただ、この場合はウェブやモバイル上で提供される種々の基本的機能の総称です。

何が重要なのか?答えは、従来、インストールが必要だったソフトがウェブで使えるということです。ワードは?エクセルは?はい。使えます。しかも無料サービスです。

ウェブで使えるということは、もしかして。。。
はい。ネットに繋がっていてウェブブラウザーさえあれば、どこでもそのソフトが使えるってことです。なので、

  • 必要な時にPCを使える環境(家族のPC、大学のPC)であれば、個人購入の必要性は低くなります。
  • 多くの低価格PCはウェブ中心の利用を想定しています。その究極がChromebook (Chromebox)です。
オフィス
ワード、表計算、プレゼンは無料で実用に十分耐えうる無料クラウドサービスがあります。グーグルのGoogle DriveとマイクロソフトのOneDriveです。これらのお陰で、オフィスソフトの購入やインストールを考える必要はなくなりました。勿論、問題がないわけではありません。例えば、各々、独自のストーレッジを用いますので、ファイルの移動がやや煩雑になるなどです。ストーレッジの使用目的を特定するなど、運用面で対処できることが多いです。私は、OneDriveを大学の事務処理専任としています。生来のマイクロソフト嫌いなので、事務方から回ってくるワードやエクセル以外、マイクロソフトの利用機会がないのがその大きな理由ではありますが^^

LaTeX環境はクラウドが充実しています。最近は、クラウドで全て処理しています。無料サービスだと機能限定されますが、それでも普通に文書生成するだけであれば十分です。

メディア、DTP系
ここは総じてクラウドで対処できることが限られています。写真の合成、修正、編集などは問題なくできますが、動画編集は殆ど実用になりません。ネットを介してメディアを変更や生成することはまだ成熟していないということでしょう。再生は問題ありません。グーグルやアップルのクラウドサービスを使えば、自分のセレクションがどのデバイスからでも再生可能になります。

開発系
ここもまだ発展の余地はありますが、最近は実用的なものも出てきました。IDEだとCloud 9がその例です。エディターはクラウドストーレッジと連動するサービスが充実しています。

その他
ゲーム、エミュレータ(DOSなど)、VoIP、メッセージ、SNSなどがとても充実しています。


クラウドとPCでの直接作業は根本的に異なります。従って、クラウドサービスを最大限活用するためには、自分の仕事のやり方を見直す必要がある場合が多いと思います。しかし、クラウドの種々のメリットを考えますと、その見直しの価値は十分高い場合が多いのではないでしょうか。少なくとも、コスト、セキュリティ、一元管理といったメリットは多くの大学教員にとって(一般社会人にとっても)有益かつ有効だと思います。

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