2016年6月8日水曜日

ラズパイを試作サーバーとして使う

ラズパイをサーバーとして設定する最短策。備忘録。

(マイクロ)SDカードの準備。
NOOBSを使うのが最も簡単ではあるが、時間が掛かるし、出来るシステムもそんなにスリムでない。やはりイメージを直接焼くことが一番。ウィンドウズならWin32ImageWriterを、MACやLINUXなどUNIX系システムではddを用います。

RaspbianがラズパイのOSとしては一番完成度が高く、人気も高い。しかし、使い勝手を求めるが故に最近は重くなってきています。ここではRaspbianと100%互換性があって軽いminibianというOSを使います。ダウンロードはtar.gzが225MBで済みます。

https://minibianpi.wordpress.com/

必要最小限なので、立ち上がりがとても早いのが特長です。しかし、Debian系LINUXのapt-getが使えますので、必要なソフトのインストールは容易です。ディフォルトでSSHとシリアルアクセス(USB TTL接続)が使えます。ユーザはrootのみ。そのパスワードはraspberryです。

設定の内容を羅列すると、
1 (マイクロ)SDカードへイメージを焼く。
2 最初のログイン。SSH又はシリアル。シリアルは使用しないのであれば無効化しておくことをお薦めします(セキュリティへの配慮)。
3 一般ユーザの設定(sudo可能)とルートの無効化(セキュリティへの配慮)。
4 ルートシステムの拡張。手動、又はraspi-configをインストールして自動で行う。
5 ロケール、時間帯、キーボードなどの設定。
6 /etc/hostnameの書き換え。自分のサーバーを認識するのに役立つ。

ネット接続は有線のみディフォルトで可能です。DHCPクライアントも有効なので、IPアドレスは動的かつ自動的に割り当てられます。遠隔アスセスのために、nmapなどのツールでIPアドレスを特定します。

まず、システムのアップデートを行います。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade -y
sudo apt-get autoremove -y
sudo apt-get clean

不必要なトラブルを避けるために、アップデートはソフトウェアをインストールする前に行います。

ここまで行えば、以下のステップでLAMPスタックにオープンソース電子カルテシステムのOpenEMRサーバ(PHP5対応)の設定が簡単にできます。

wget downloads.sourceforge.net/openemr/openemr-php5_4.2.2-1_all.deb
sudo dpkg -i openemr-php5_4.2.2-1_all.deb

エラーメッセージが出たら

sudo apt-get install -f

を実行することで必要なソフトが全て自動的にダウンロード、インストール、設定される(ネットのスピードに依存しますが、概ね20分くらい要する)。

終了直後からブラウザーからアクセス可能になります。

ルートシステムの大きさはこの時点で1GBちょっとです。

MySQLサーバをブラウザーから管理するのに便利なので以下をインストールします。

sudo apt-get install phpmyadmin -y