2016年10月30日日曜日

ラズパイの大学教育への活用:Bスクール情報システム

ハロウィーンも近くなりました。ってことはデイライト・セービング・タイムも終わりです。いよいよ冬が近づいてきています。

ラズパイの大学教育への活用について雑感や培ったノウハウを述べます。備忘録を兼ねて。

まずは動機から。これは自明かつ単純です。学生、特にBスクールの情報システム専攻など文系のIT関連の学生さんにコンピュータを弄り回してほしいからです。え?そんなのラップトップやタブレットなどで十分なのでは?

それは違います。なぜなら、ユーザとして弄り回すのとシステム管理者としてのそれは性質も内容も全く異なるので、両方を同じデバイスで行うのには限界や無理が生じます。また、大学など教育機関のコンピュータラボはソフトウェアを統括的に管理した上で学生に同一の環境を提供するのが目的なので、おのずと使用権限が限られてしまいます。つまり、ユーザとしての立場でしか利用を許されていないのです。

一方、情報システム専攻の学生さんは管理者としての知識やスキルを問われます。なのにユーザとしての使用権限しか与えられない環境でどのように管理者としての専門高等教育を行えばよいのか?って話です。

え?そんなのPC買って好きにやらせればいいじゃないですか?

仰る通り。予算が許せば、そしてその類の教育活動に適切な場所があればそれが理想です。現実は?

必ずしもそうなってません。なってない方が多いですね。

その辺りはいろいろと言いたいことはありますが、これは大学の理事さんたちにお任せしておくとして。。。

ラズパイの話に戻ります。はい。ラズパイです。安価で小型。そして単純な作り。「全ての使用権限、管理権限」とともに、学生に思いっきり弄り倒してもらってシステム管理者や(Bスクールの学生にはあまり関係ないですが)開発者としての腕を磨いたり経験を積んでもらえる環境を簡単に構築できるってことです。しかも持ち運びも容易です。

そして。。。仮に壊しても直ぐに買い換えられます(安いので)。

今、以下の講座でラズパイ中心の教育をしています。Bスクールの学生なので戸惑い8割、ワクワク感2割というところでしょうか。ここは時間や手間が掛かります。でも、突き抜ける学生も少数ですが存在します。彼らは放っておいても簡単な指示さえ出せば後は自分でやってくれます。これこそが私が目指す「ハンズオン、アクティブラーニング」の教育効果です。「何もめんどーみてくれへん!」とい逆ギレする学生もいますが^^

考えてみて下さい。プロになれば仕事上の問題は自分で解決するしかありません。その問題解決能力を高めるのが高等教育の役目だと考えています。現状はそれに程遠いですが。。。

ラズパイを利用している講座リスト:
*データベース
*ネットワーク
*データマイニング(但しシステム管理やデータ収集の観点から)
*デジタルアントレプレナーシップ
*情報セキュリティ管理(但しポリシー運用シミュレーションに必要な場合のみ)

今回はこの辺で。

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